インタビュー 士別市立多寄小学校開校120周年記念誌|オンデマンド印刷・製本印刷なら「ガップリ!」

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オンデマンド印刷・製本印刷ならガップリ! > 製作者インタビュー > インタビュー 士別市立多寄小学校開校120周年記念誌

インタビュー 士別市立多寄小学校開校120周年記念誌

士別市立多寄小学校開校120周年記念誌

/ 小学校開校120周年記念として、 /
20年間の学校のできごとや児童の姿を記録した記念誌。

北海道士別市の「士別市立多寄小学校」が開校120周年を迎え、記念誌を制作。100周年のときにも記念誌を作っていることから、今回は100周年以降の20年間を記録する内容になっており、社会のおもなニュースとともに、学校でのできごとやクラス編成などが掲載されています。それに加えてたくさんの写真を掲載し、20年間に在籍した児童や教員の姿を伝えています。小学校の教頭を務め、記念誌制作に携わった藤澤信吾先生にお話をうかがいました。

コロナ禍式典えませんでしたが、
120周年事業一環として、まず、この記念誌制作しました。

開校120周年おめでとうございます。長い歴史のある小学校ですが、特色などを少しご紹介していただけますでしょうか。

ありがとうございます。本校は、全校児童数は非常に少ないのですが、周りの方々のサポートが厚く、本当に地域と一緒に子どもたちが育っているという学校です。たとえば、広い畑での農業学習や、最先端ICTを活用した農業学習、地域の伝統芸能である神代神楽の学習なども保護者や地域の方々のバックアップを得て行っています。子どもたちは皆さんに支えられて、いろいろなことを経験しながら成長しています。

多寄小学校校舎外観

▲多寄小学校校舎外観

昨年の2022年が開校120周年ということでしたが、どのような記念事業が行われたのでしょうか。

コロナ禍で式典は行えませんでしたが、120周年の事業の一環として、まず、この記念誌を制作しました。また、記念品ということで、120周年の文字を入れたペンスタンドを児童に配布しました。クリアファイルも作って、各家庭や、「学校運営協議会」という地域の方で構成された協力団体の方々、総会の役員の方々などにお贈りしています。あとは児童の学習用にICT関係の機材や楽器、あるいは農業学習に使うものなどを購入しました。

記念品のクリアファイル(左)、ペンスタンド(右)

▲記念品のクリアファイル(左)、ペンスタンド(右)

とても充実した事業内容ですね。このような周年記念の事業は、何年ごとに行っているのですか。

20年前の100周年のときに盛大な行事を行い、式典や記念誌制作を行いました。ただ、110周年のときは、冊子などは作らずに記念の集会だけ行っています。ですので、今回の記念誌の内容は、100周年以降の20年分の記録になっています。

周年事業として児童たちが製作したモザイクアートと年表

▲周年事業として児童たちが製作したモザイクアートと年表

記念誌を作る目的はどのようなことだったのでしょうか。

基本的には20年間の歴史を振り返るのが目的なので、この間に学校や社会でどのようなことが起こったかを記しました。また、当時の写真や教員の名前を載せるほか、20年間の卒業生、同窓生の名簿も兼ねるようなかたちにしました。今回はカラーで作れるので、児童の様子がわかる写真や、今、在校している児童のページもたくさん入れて記念にしましょうということで、全体のページを構成しています。

せっかくカラー記念誌れるなら、
当時児童様子わかるようにしたいとい、
できるだけたくさん写真せられるようりました。

記念誌の制作はどのように進められたのでしょうか。

記念事業を行うというのは令和3年度のうちに決まってはいたのですが、具体的にどういうことをするのかというのは令和4年度になってから決まりました。そこで記念誌の発行が決定したので、予算立てをし、方向性などを実行委員の役員の方たちと相談しながら制作を進めました。私は以前、自分の子どもの幼稚園の記念誌を保護者の立場で制作した経験があり、そのときのノウハウやページ割りを基にサンプルページを作ったりもしました。100周年のときは、事業部や記念誌部などに組織を分けて、そのなかで記念誌編さんを行いましたが、そこまで大きくしてしまうとスピーディーに動けないので、今回は教頭である私と校長、同窓会長で記念誌の内容を詰めて、編集はほぼ私が行いました。

予算立てという言葉が出てきましたが、今回の記念誌制作の資金はどのようにして集められたのでしょうか。

以前からPTAで行ってきた資源回収の積立金を使わせていただきました。これは空き缶や、新聞紙・ダンボールなどの古紙、バッテリーとか鉄くずなどを回収してお金に換えたものです。PTAから承認を得て、この積立金から90万円をいただき、120周年事業の記念基金として使うことになりました。その予算で記念誌制作をはじめ、さまざまな記念事業を行うことができました。

印刷・製本に「ガップリ!」を選んでいただいたのは、どのような理由からでしょうか。

紙や綴じ方など、仕様をとても細かく選べたのがひとつです。あとは料金ですね。それに、インターネットで注文を行う会社では、いったん注文したら、あとは完成品が送られてくるだけという場合がありますが、完成前にきちんとサンプル、仕上がり見本を送っていただけるところも決め手のひとつになりました。また、入稿する印刷データを特殊な形式にする必要がないのもよかったです。会社によっては、専用のソフトをインストールして、そのソフト上で編集しなくてはいけないところもあるんです。ですが、「ガップリ!」さんはPDF形式のファイルにするだけでいいので、作業がラクといいますか、学校の校務用パソコンに負荷をかけずに済み、そのような条件を総合的に判断し、製作をお願いすることにしました。

今回の記念誌の仕様では「糸かがり綴じ」を選ばれましたが、それには何か理由があったのでしょうか。

最初に見積依頼をしたときは、糸かがり綴じではないものを選んだんです。ですが、ある程度良質の紙を使いたくて選んだところ、「ガップリ!」さんのほうから「ページ数を考えると、糸かがり綴じにしなければ、その紙では強度がもたないかもしれません」との助言があったので、糸かがり綴じに変更しました。

今回の記念誌制作で最もこだわったところはどちらになりますか。

先ほども申し上げましたように、せっかくカラーで記念誌が作れるなら、当時の児童の様子がわかるようにしたいと思い、できるだけたくさんの写真が載せられるよう気を配りました。あとは、巻頭に同窓会長、市長といったお歴々の方から「ご挨拶」の文章をいただいたのですが、それぞれ文字量が違っていたので、その体裁をうまく整えることにこだわったというか、ちょっと大変だった部分ですね。

ご自身で体裁を整えた、同窓会長挨拶文のページ

▲ご自身で体裁を整えた、同窓会長挨拶文のページ

それでは、特に大変だったり、難しかったりしたことは何かありましたか。

最終的には、さまざまな印刷会社があるなかで、どこにするかを選ぶのが最も難しかったです。今回に関しては、地元の業者に限らず、インターネットでいろいろな会社を探して選んでもいいということになりましたが、あちこち調べながら業者選定をするのが大変でした。「ガップリ!」さんもネットで調べて見つけました。

仕上がりサンプルがってくることと、
仕様いろいろ選べたのはとてもありがたかったです。
印刷・製本きれいでした。

この記念誌が完成したときの感想はいかがでしたでしょうか。

やはり形になってでき上がってくると感慨深いものがありました。きれいに仕上がっていることと、カラーで児童たちの写真をたくさん載せたところが意図したとおりにできていたので、うれしさと、ホッとした部分がありました。

多数の写真を鮮やかに再現する本文フルカラー印刷

▲多数の写真を鮮やかに再現する本文フルカラー印刷

今回は超高精細デジタル印刷機を使って印刷しましたが、仕上がりはいかがでしたか。

とてもいい出来でした。特に何の不満もなく、関係者の方々にも「いい仕上がりだね」という感想をいただいております。

それは何よりです! 完成した記念誌はどのような方にお配りになったのですか。

現在のPTAの全保護者と教職員全員、実行委員をされた同窓会の役員の方々と、学校運営協議会の方々、あとは「ご挨拶」の文を寄稿してくださった市長、教育長、それから市の図書館や公民館などにもそれぞれ1冊ずつお渡ししました。それ以外には、110周年以降、111年目からの保護者に向けて、学校のホームページと地域向けの文書で、ご希望があればお贈りすることをお声がけしています。

小学校のホームページの「学校だより」で、希望者への120周年記念誌の配布を告知

▲小学校のホームページの「学校だより」で、希望者への120周年記念誌の配布を告知

記念誌を手にされた方からは、どのようなお声が届いていらっしゃいますか。

記念誌を見て振り返って、「懐かしいよね」とか「こんなことあったよね」という当時を懐かしむ声ですとか、「こういった記念のものが形になって残るのはいいですね」といったお声をいただいています。

今後の周年事業にも記念誌を発行されたりするのでしょうか。

10年後の130周年に発行するかどうかというところですね。財源的な問題もありますし、学校として今後130年、150年と続いていければよいのですが、実際に児童の数が減ってきているので、継続的に10年ごとに発行し続けるのは難しいかなとも思います。

「ガップリ!」をご利用になった感想や、便利だったサービスなどはございますか。

やはり、仕上がりサンプルが上がってくることと、仕様がいろいろ選べたのはとてもありがたかったです。印刷・製本もきれいでした。距離的なことも、もうこのご時世ですからね、データのやり取りがきちんとできれば問題ないので、その点は大丈夫でした。

ネット上のやり取りは心配ではなかったですか。

心配はなかったですね。やはりホームページをしっかり制作されているのと、スタッフさんにご相談できる窓口があるので、実際に対面でお会いしなくても、スムーズに制作できたかなと思います。不安な点は連絡して質問をすると、その場で答えられることはすぐに答えていただき、返答に時間がかかっても次の日ぐらいまでにはお答えいただけたので、不安を解消しつつ、制作することができたと思います。

数ある印刷会社から「ガップリ!」をご利用いただき、ありがとうございます。
北海道~東京間のやり取りも、インターネットなら距離を感じませんね。
これからも、多寄小学校が長く歴史を刻んでいかれることをお祈りいたします。お話、ありがとうございました。

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