オリジナル絵本 インタビュー
『たのしみながら少しづつ』
/ 母親が描きためたたくさんの作品を、 /
生きた証として形に残した、絵手紙のような絵本。
やましたときこさんが描いたたくさんの作品を見つけた息子の山下泰さんが、「これを形にして残そう」と思い立って作った絵本です。柔らかなタッチの絵に言葉が添えられえた絵手紙風の作品集で、主にときこさんのご友人の皆さんに配られたそうですが、意外な場所にも置かれているそうです。この絵本のお話と、山下泰さんが「タバネッタ!」のサービスを活用して作った猫の写真のポストカードブックについてもお話をうかがいました。
作品を作ったこと自体が価値のあることだから、
全部は残せなくても、こうやってまとめて本にすればいいと思うんですよね。
絵本『たのしみながら少しづつ』を作ろうと思ったきっかけを教えていただけますか。
私の母は女子美術大学を卒業しており、絵心があったので、昔からいろいろな作品を作っていました。その母がホームに入所するにあたり、自宅の片付けをしていたら、母が描いた絵がたくさん出てきたんです。それで、母を元気づける意味もあって、せっかくだから何かにまとめたいなと思ったのがきっかけです。母は「作ったら満足」という人で、絵は描きますがその後はちらかしっぱなしでした。でも、それでは残念だから、母の生きた証として、友人の皆さんにも楽しんでもらえるような形で残せたらと思ったんです。
片付けは大変だったでしょう。でも、素敵なものを見つけられましたね。
懐かしくて全然片づけが進まなかったりするんですよね。実は母の作品だけじゃなくて、本当にいろいろなものが出てきたんです。絵本の復刻版とか、大量の写真とか、母が父に書いたラブレターとか(笑)! 私が小さなころに描いた絵や、当時着ていた洋服まで全部取ってあったんですよ。いま、ほとんどのものがデジタルで残せるようになったでしょう。思い出のレコードや漫画もみんなネットにありますよね。それで、「じゃあ、何を残しておけばいいんだろう」って考え時に、自分の手から生み出したものって、もうそこにしかないから、それは残しておかないといけないって気づいたんです。それに大した価値がなかったとしてもね。でも、作品を作ったこと自体が価値のあることだから、全部は残せなくても、こうやってまとめて本にすればいいと思うんですよね。そうすれば、誰かに見てもらえるじゃないですか。それではじめて、人に価値を伝えられると思うんです。
どんなお母さまだったのでしょうか。
ちょっとヒステリックでプライドが高くてエリート意識が強かったですね。私にも一流大学へ行くことを望んでいましたし、そうかと思ったら、「あなたにも絵のセンスがあるんだからその才能を生かすべきだ」って言ったり、不思議な人でしたよ(笑)。ただ、本人は職業的には大学卒業後、すぐに専業主婦になってしまったので、本人はわだかまりを持っていたのかもしれません。書道の段もあるし、女子美も出ているのにって。だから、「何か作りたい」とか、「私はクリエーションができるはず」といった思いは強かったんだと思います。私が大学生の時には、インテリアコーディネーターになりたいって学校に通い始めたんですよ(笑)。この絵本を読むと、母がすごく心が純粋で清らかな人のように思えるんですけど、読んでいただいたお友だちに「本当はこんな心のきれいな人じゃないですけどね」って一言断ったら、「知ってるわよ!」って返されて、それは二人で笑いましたね(笑)。
「本を作ります」という会社はたくさんありますが、
直接会って相談できたのが「ガップリ!の絵本」さんだけだったんです。
絵本を作るにあり、「ガップリ!の絵本」を選んでいただいた理由を教えていただけますか。
「本を作ります」という会社はたくさんありますが、直接会って相談できたのが「ガップリ!の絵本」さんだけだったんです。私は人と会ってやりとりがしたいんですよね。データを送るだけで何も話をせず、納品されるまで自分で仕上がりを確認できないという会社はちょっと信用できません。「ガップリ!の絵本」さんでは、最初に打ち合わせをして、文字や絵に合う用紙も、相談して選んでもらいました。会って信用できたからこそ、全部お任せできて、いいご縁がつながったんだと思います。そこがいちばん大事なところです。
この本を製作している時のエピソードなどございましたらお聞かせください。
この絵本は2020年の夏に完成したのですが、「ガップリ!の絵本」さんには結構、急いで作ってもらいました。というのも、そのころ母は入院していて、もう長くないのではないかと思って、どうしても間に合わせたかったんです。それで、束見本のようなもの(納品前サンプル)ができた時に、急いで病院に持っていったんです。
絵本を見た時、お母さまはお喜びになられたでしょう。
認知症が進んでいたからなのか、「なかなかきれいな色ね」と言うぐらいでした。もう少し早い時期に作っていれば、ちゃんと理解できたと思うので、「あんた、ありがとうね」と言ってもらえたかもしれないですね。でも、私自身が何か形にしてあげたかったので、それが達成できただけでもよかったです。母はこの絵本を出した年の10月に亡くなりましたが、天国で喜んでもらえているのではないかと思います。
でき上がった絵本は、お母さまのご友人に贈られたのですか。
完成した絵本は母の友人の皆さんに贈りました。そうしたら、皆さんからお礼の言葉や、喜びのお手紙をいただいて、それをまた、母に伝えに行ったりしていました。また、母がお世話になった施設の方が「絵本をホームに置いて、入居している皆さんに見ていただきたい」と言ってくださったので、そちらにも置かせていただいています。あと、私は明治神宮にご縁があって1冊献本したら、「蔵書に入れます」と言っていただきました。面白いところでは、新宿ゴールデン街の行きつけのお店が「お客さんがちょっと飲みながら、ページをめくるのにちょうどいい」と言って置いてくださっています(笑)。ちなみに、僕がそのお店に行った時、「それを1冊ください」とおっしゃった方がいたんです。どうするのか聞いてみたら、その方のお母さまと「こういう本を作ろうよ」という話になっているようだったので、「ガップリ!の絵本」さんのことも伝えておきました。
地域猫の制度を広める意図があったので、中に1枚紙をはさんで
「新宿区では地域で猫を育てていこうという施策があります」という紹介文を載せました。
山下さんご自身の作品としては、「タバネッタ!」でポストカードブックを作られましたが、どうして作ろうと思われたのでしょうか。
これは、たまたま「タバネッタ!」さんのキャンペーンのお知らせをもらって、いつもスマホで撮っている猫の写真で試しに作ってみようかと思ったのがきっかけです。これには、地域猫の制度を広める意図があったので、中に1枚紙をはさんで各ページの猫がどこにいる猫かという説明と、「新宿区では地域で猫を育てていこうという施策があります」という紹介文を載せました。ですから、でき上がった作品は新宿区役所にも届けに行きましたよ。あとは、友人とかご縁のあった方たちに差し上げています。
ポストカードブックを作った感想をお聞かせください。また、手にした方からの声などは届いていらっしゃいますか。
6年間に渡って撮りためた猫の写真を、ポストカードブックという形でまとめることができました。受け取った方にも猫だけあって「かわいらしい」と好評です。ポストカードブックは1枚ずつ切り離せてカードになるところがいいですね。これをお渡しした人が、中から1枚切り取って「さっそく使っていますよ」と、私にお礼のハガキを送ってくれました。こういうところは便利で、使い勝手がありますね。
今後も、何か作品を作る予定はあるのでしょうか。
やりたかったことが、ひとつあって。多分できないだろうな・・・・・・。本当は父の年表を作りたかったんです。家の整理をしている時に、父のデータを見つけて。父は結構まめに書き留めておく人だったんですが、途中、いろいろなところに穴があって空白の何年かがあるんです。「そこは何があったんだろう?」って。でも、父が亡くなってしまったいまでは、もう追えないですね。
最後に「ガップリ!の絵本」サービスをご利用いただいた感想やご意見などをいただけますでしょうか。
先ほども言いましたが、電話ができたのも、人に会えたのも、「ガップリ!の絵本」さんしかありませんでした。そこがよかったですし、自分が言ったとおりに仕上げてくれたのがとてもよかったです。いいものを作ってくださって本当にありがとうございます。
インタビューも「ガップリ!の絵本」にお越しいただき、たくさんお話してくださいました。
お母さまの思い出話は、笑いの中にも愛があり、お母さまのことをとても大切にされていたのが伝わってきました。貴重なお話、ありがとうございました。
他のインタビューを見る
- おじいさんとまほうのたね
- 三瀬読み語りの会ホンホン(佐賀市) 大江登美子 様
- NOOK 上巻
- tricolor(トリコロール) 様
- くじらの夫婦
- 小海町役場 様
- うずまきぐるぐる
- catable(きゃっとえいぶる) 様
- むぎ
- MUGI BOOK PROJECT 様
- こねずみたちのサプライズ/粋な3人組
- 女子美術大学 保育美術研究会 代表 細矢智寛 様
- あこがれ世界の音楽室1 海底より
- 作/橘山まさお様
絵/sea-no様
- おもいはめぐる
- sakko様
- さると木
- 文/なかいずみ とうま様
絵/ハセガワ直子様
- うちのママってヘンなんだ
- あずきみるく様
- おはなしのもり
- 任意団体「デフシル-DEAF SHIRU-」様
- ひとつの森
- ハシケン様
- TASCぎふコラボ展vol.8 虹色の木の下で
- 作/丹賀澤賢様
絵/naomi様・金田典子様
- とのととどまる。~殿 ニューヨークへ行く~
- 作/とどまる様
絵/あきばたまみ様・かんのあき様
- かぞくです
- 作/鈴木まど佳様・弓﨑也美様・Jennifer Martin様
絵/AKITO HOSHINO様
- にゃーご こうえんへいく
- 株式会社blue dreamプランニング ずむずむ®絵本
真下直子様
- My Friends
- 作/くりくり様 絵/ふっかー様
- MONSTER'S STORY BOOK
- TOMASON様
- 平田五郎
- りふdeおは梨様
- うまれもった ひかり / アゴのはずれた くるみわりにんぎょう
- えのもと かずき様
- のりまき のりちゃん
- 絵本とおひるね舎 甲斐 絵里(エリック ウーリ)様
- 魔女のレストラン
- 株式会社グラフィッコ様
- WHAT'S THIS?
- SAKURA様
- ここに生まれてきたんだよ
- 伊敷トゥートリサ様
- やぎちゃんと秘密の線香
- 八木 宏幸様
- Fantasy
- Yuri Alfrancaix様
- ちびおるめのひと駅の大冒険
- 社会芸術ラボORINAS 佐原香織様
- EVER GREEN / だいじょうぶ
- Fleurbrahman Art様
- てふ ひらり はたり
- Akiko.B.Mimura様/スゲノマロ様
- いちにち
- 横瀬芽実依様
- 育てるタオル 育てる暮らし
- 株式会社 英瑞様
- イトウってなーんだ?
- 猿払イトウの会様
- てんぷら!声を聞かせて
- 社会医療法人同仁会 耳原総合病院様
- バリアフリー戦隊ダンサナクセイバー ~心のバリアフリー編~
- NPO法人自立生活センターSTEPえどがわ様
- いったい どうなっているんだぃ?
- 群馬医療福祉大学 村山明彦様 山口智晴様
- マジック用絵本
- RYU(大迫龍太)様
- 夏休みの思い出
- 緒方悠輝也様
- あまのいわと
- 岡山県神社庁様
- だって、くまだもの~歯医者さんへいく~
- コンシェルクリニックグループ様
- クロとシロ
- 横尾勇樹様
- れいぞうこさんちのおおげんか
- 佐久間千恵子様・山本夏子様
- さばくと少年
- 阿賀嶺壮志様
- 一人じゃない あなたもだれかのLINK
- なぁちゃ様
- Happy Sora no Osanpo
- mu-ma様
- うしのあし ひとのあし
- 国立大学法人東北大学・東北アジア研究センター様
- うみのなかってどんなとこ?
- まなべやすこ様
- たびするウミガメ~これからのウミはどんなウミ?~
- 井出美藍様
- くるくるおじさん
- Sakuchi(BOTTO)様
- ジャンのきいろいリュック
- 中根富美代様
- Peace of Harmony and Love
- たきざわたかこ様
- 私たちの伝えたい日本のマナー
- 品川女子学院様
- アイリス あてまの森のニホンリス
- あてま森と水辺の教室ポポラ様
ガップリ!の絵本ギャラリー
お客さまが上製本(ハードカバー仕上げ)で製作したオリジナル絵本を一部ご紹介しています。
オリジナル絵本 無料サンプルプレゼント中!
ガップリ!の絵本では、初めて絵本を作成する方でも安心してご注文いただけるよう、オリジナル絵本の無料サンプルをプレゼントしています!
生きた証として形に残した、絵手紙のような絵本。
やましたときこさんが描いたたくさんの作品を見つけた息子の山下泰さんが、「これを形にして残そう」と思い立って作った絵本です。柔らかなタッチの絵に言葉が添えられえた絵手紙風の作品集で、主にときこさんのご友人の皆さんに配られたそうですが、意外な場所にも置かれているそうです。この絵本のお話と、山下泰さんが「タバネッタ!」のサービスを活用して作った猫の写真のポストカードブックについてもお話をうかがいました。
作品を作ったこと自体が価値のあることだから、
全部は残せなくても、こうやってまとめて本にすればいいと思うんですよね。
絵本『たのしみながら少しづつ』を作ろうと思ったきっかけを教えていただけますか。
私の母は女子美術大学を卒業しており、絵心があったので、昔からいろいろな作品を作っていました。その母がホームに入所するにあたり、自宅の片付けをしていたら、母が描いた絵がたくさん出てきたんです。それで、母を元気づける意味もあって、せっかくだから何かにまとめたいなと思ったのがきっかけです。母は「作ったら満足」という人で、絵は描きますがその後はちらかしっぱなしでした。でも、それでは残念だから、母の生きた証として、友人の皆さんにも楽しんでもらえるような形で残せたらと思ったんです。
片付けは大変だったでしょう。でも、素敵なものを見つけられましたね。
懐かしくて全然片づけが進まなかったりするんですよね。実は母の作品だけじゃなくて、本当にいろいろなものが出てきたんです。絵本の復刻版とか、大量の写真とか、母が父に書いたラブレターとか(笑)! 私が小さなころに描いた絵や、当時着ていた洋服まで全部取ってあったんですよ。いま、ほとんどのものがデジタルで残せるようになったでしょう。思い出のレコードや漫画もみんなネットにありますよね。それで、「じゃあ、何を残しておけばいいんだろう」って考え時に、自分の手から生み出したものって、もうそこにしかないから、それは残しておかないといけないって気づいたんです。それに大した価値がなかったとしてもね。でも、作品を作ったこと自体が価値のあることだから、全部は残せなくても、こうやってまとめて本にすればいいと思うんですよね。そうすれば、誰かに見てもらえるじゃないですか。それではじめて、人に価値を伝えられると思うんです。
どんなお母さまだったのでしょうか。
ちょっとヒステリックでプライドが高くてエリート意識が強かったですね。私にも一流大学へ行くことを望んでいましたし、そうかと思ったら、「あなたにも絵のセンスがあるんだからその才能を生かすべきだ」って言ったり、不思議な人でしたよ(笑)。ただ、本人は職業的には大学卒業後、すぐに専業主婦になってしまったので、本人はわだかまりを持っていたのかもしれません。書道の段もあるし、女子美も出ているのにって。だから、「何か作りたい」とか、「私はクリエーションができるはず」といった思いは強かったんだと思います。私が大学生の時には、インテリアコーディネーターになりたいって学校に通い始めたんですよ(笑)。この絵本を読むと、母がすごく心が純粋で清らかな人のように思えるんですけど、読んでいただいたお友だちに「本当はこんな心のきれいな人じゃないですけどね」って一言断ったら、「知ってるわよ!」って返されて、それは二人で笑いましたね(笑)。
「本を作ります」という会社はたくさんありますが、
直接会って相談できたのが「ガップリ!の絵本」さんだけだったんです。
絵本を作るにあり、「ガップリ!の絵本」を選んでいただいた理由を教えていただけますか。
「本を作ります」という会社はたくさんありますが、直接会って相談できたのが「ガップリ!の絵本」さんだけだったんです。私は人と会ってやりとりがしたいんですよね。データを送るだけで何も話をせず、納品されるまで自分で仕上がりを確認できないという会社はちょっと信用できません。「ガップリ!の絵本」さんでは、最初に打ち合わせをして、文字や絵に合う用紙も、相談して選んでもらいました。会って信用できたからこそ、全部お任せできて、いいご縁がつながったんだと思います。そこがいちばん大事なところです。
この本を製作している時のエピソードなどございましたらお聞かせください。
この絵本は2020年の夏に完成したのですが、「ガップリ!の絵本」さんには結構、急いで作ってもらいました。というのも、そのころ母は入院していて、もう長くないのではないかと思って、どうしても間に合わせたかったんです。それで、束見本のようなもの(納品前サンプル)ができた時に、急いで病院に持っていったんです。
絵本を見た時、お母さまはお喜びになられたでしょう。
認知症が進んでいたからなのか、「なかなかきれいな色ね」と言うぐらいでした。もう少し早い時期に作っていれば、ちゃんと理解できたと思うので、「あんた、ありがとうね」と言ってもらえたかもしれないですね。でも、私自身が何か形にしてあげたかったので、それが達成できただけでもよかったです。母はこの絵本を出した年の10月に亡くなりましたが、天国で喜んでもらえているのではないかと思います。
でき上がった絵本は、お母さまのご友人に贈られたのですか。
完成した絵本は母の友人の皆さんに贈りました。そうしたら、皆さんからお礼の言葉や、喜びのお手紙をいただいて、それをまた、母に伝えに行ったりしていました。また、母がお世話になった施設の方が「絵本をホームに置いて、入居している皆さんに見ていただきたい」と言ってくださったので、そちらにも置かせていただいています。あと、私は明治神宮にご縁があって1冊献本したら、「蔵書に入れます」と言っていただきました。面白いところでは、新宿ゴールデン街の行きつけのお店が「お客さんがちょっと飲みながら、ページをめくるのにちょうどいい」と言って置いてくださっています(笑)。ちなみに、僕がそのお店に行った時、「それを1冊ください」とおっしゃった方がいたんです。どうするのか聞いてみたら、その方のお母さまと「こういう本を作ろうよ」という話になっているようだったので、「ガップリ!の絵本」さんのことも伝えておきました。
地域猫の制度を広める意図があったので、中に1枚紙をはさんで
「新宿区では地域で猫を育てていこうという施策があります」という紹介文を載せました。
山下さんご自身の作品としては、「タバネッタ!」でポストカードブックを作られましたが、どうして作ろうと思われたのでしょうか。
これは、たまたま「タバネッタ!」さんのキャンペーンのお知らせをもらって、いつもスマホで撮っている猫の写真で試しに作ってみようかと思ったのがきっかけです。これには、地域猫の制度を広める意図があったので、中に1枚紙をはさんで各ページの猫がどこにいる猫かという説明と、「新宿区では地域で猫を育てていこうという施策があります」という紹介文を載せました。ですから、でき上がった作品は新宿区役所にも届けに行きましたよ。あとは、友人とかご縁のあった方たちに差し上げています。
ポストカードブックを作った感想をお聞かせください。また、手にした方からの声などは届いていらっしゃいますか。
6年間に渡って撮りためた猫の写真を、ポストカードブックという形でまとめることができました。受け取った方にも猫だけあって「かわいらしい」と好評です。ポストカードブックは1枚ずつ切り離せてカードになるところがいいですね。これをお渡しした人が、中から1枚切り取って「さっそく使っていますよ」と、私にお礼のハガキを送ってくれました。こういうところは便利で、使い勝手がありますね。
今後も、何か作品を作る予定はあるのでしょうか。
やりたかったことが、ひとつあって。多分できないだろうな・・・・・・。本当は父の年表を作りたかったんです。家の整理をしている時に、父のデータを見つけて。父は結構まめに書き留めておく人だったんですが、途中、いろいろなところに穴があって空白の何年かがあるんです。「そこは何があったんだろう?」って。でも、父が亡くなってしまったいまでは、もう追えないですね。
最後に「ガップリ!の絵本」サービスをご利用いただいた感想やご意見などをいただけますでしょうか。
先ほども言いましたが、電話ができたのも、人に会えたのも、「ガップリ!の絵本」さんしかありませんでした。そこがよかったですし、自分が言ったとおりに仕上げてくれたのがとてもよかったです。いいものを作ってくださって本当にありがとうございます。
インタビューも「ガップリ!の絵本」にお越しいただき、たくさんお話してくださいました。
お母さまの思い出話は、笑いの中にも愛があり、お母さまのことをとても大切にされていたのが伝わってきました。貴重なお話、ありがとうございました。
他のインタビューを見る
- おじいさんとまほうのたね
- 三瀬読み語りの会ホンホン(佐賀市) 大江登美子 様
- NOOK 上巻
- tricolor(トリコロール) 様
- くじらの夫婦
- 小海町役場 様
- うずまきぐるぐる
- catable(きゃっとえいぶる) 様
- むぎ
- MUGI BOOK PROJECT 様
- こねずみたちのサプライズ/粋な3人組
- 女子美術大学 保育美術研究会 代表 細矢智寛 様
- あこがれ世界の音楽室1 海底より
- 作/橘山まさお様
絵/sea-no様
- おもいはめぐる
- sakko様
- さると木
- 文/なかいずみ とうま様
絵/ハセガワ直子様
- うちのママってヘンなんだ
- あずきみるく様
- おはなしのもり
- 任意団体「デフシル-DEAF SHIRU-」様
- ひとつの森
- ハシケン様
- TASCぎふコラボ展vol.8 虹色の木の下で
- 作/丹賀澤賢様
絵/naomi様・金田典子様
- とのととどまる。~殿 ニューヨークへ行く~
- 作/とどまる様
絵/あきばたまみ様・かんのあき様
- かぞくです
- 作/鈴木まど佳様・弓﨑也美様・Jennifer Martin様
絵/AKITO HOSHINO様
- にゃーご こうえんへいく
- 株式会社blue dreamプランニング ずむずむ®絵本
真下直子様
- My Friends
- 作/くりくり様 絵/ふっかー様
- MONSTER'S STORY BOOK
- TOMASON様
- 平田五郎
- りふdeおは梨様
- うまれもった ひかり / アゴのはずれた くるみわりにんぎょう
- えのもと かずき様
- のりまき のりちゃん
- 絵本とおひるね舎 甲斐 絵里(エリック ウーリ)様
- 魔女のレストラン
- 株式会社グラフィッコ様
- WHAT'S THIS?
- SAKURA様
- ここに生まれてきたんだよ
- 伊敷トゥートリサ様
- やぎちゃんと秘密の線香
- 八木 宏幸様
- Fantasy
- Yuri Alfrancaix様
- ちびおるめのひと駅の大冒険
- 社会芸術ラボORINAS 佐原香織様
- EVER GREEN / だいじょうぶ
- Fleurbrahman Art様
- てふ ひらり はたり
- Akiko.B.Mimura様/スゲノマロ様
- いちにち
- 横瀬芽実依様
- 育てるタオル 育てる暮らし
- 株式会社 英瑞様
- イトウってなーんだ?
- 猿払イトウの会様
- てんぷら!声を聞かせて
- 社会医療法人同仁会 耳原総合病院様
- バリアフリー戦隊ダンサナクセイバー ~心のバリアフリー編~
- NPO法人自立生活センターSTEPえどがわ様
- いったい どうなっているんだぃ?
- 群馬医療福祉大学 村山明彦様 山口智晴様
- マジック用絵本
- RYU(大迫龍太)様
- 夏休みの思い出
- 緒方悠輝也様
- あまのいわと
- 岡山県神社庁様
- だって、くまだもの~歯医者さんへいく~
- コンシェルクリニックグループ様
- クロとシロ
- 横尾勇樹様
- れいぞうこさんちのおおげんか
- 佐久間千恵子様・山本夏子様
- さばくと少年
- 阿賀嶺壮志様
- 一人じゃない あなたもだれかのLINK
- なぁちゃ様
- Happy Sora no Osanpo
- mu-ma様
- うしのあし ひとのあし
- 国立大学法人東北大学・東北アジア研究センター様
- うみのなかってどんなとこ?
- まなべやすこ様
- たびするウミガメ~これからのウミはどんなウミ?~
- 井出美藍様
- くるくるおじさん
- Sakuchi(BOTTO)様
- ジャンのきいろいリュック
- 中根富美代様
- Peace of Harmony and Love
- たきざわたかこ様
- 私たちの伝えたい日本のマナー
- 品川女子学院様
- アイリス あてまの森のニホンリス
- あてま森と水辺の教室ポポラ様
ガップリ!の絵本ギャラリー
お客さまが上製本(ハードカバー仕上げ)で製作したオリジナル絵本を一部ご紹介しています。
オリジナル絵本 無料サンプルプレゼント中!
ガップリ!の絵本では、初めて絵本を作成する方でも安心してご注文いただけるよう、オリジナル絵本の無料サンプルをプレゼントしています!