アート作品集印刷
アート作品には、絵画やイラスト、書道、版画といった平面作品から、彫刻や工芸などの立体作品まで、幅広い種類があります。これらの作品は持ち運びが難しく、複数の作品を一度に見てもらうのは簡単ではありません。そのため、作品集はいつでもどこでも手軽に見せることができ、多くの人に作品を知ってもらう便利なツールです。また、自分の作品をアピールするだけでなく、制作の記録としても役立ち、達成感を得ることができます。
ガップリ!では、高精度のスキャナーと超高精細なデジタル印刷を使用し、作品の魅力を損なうことなく美しく再現します。作品集を通じてアート活動を広げてみませんか。
作品を鮮明に再現するためには、スキャニングと撮影がカギになります
ひと筆ひと筆描いた絵画や書道、版画など、デジタル以外で制作した平面作品を作品集にまとめる際には、まずスキャンしてデジタルデータ化する必要があります。家庭用のスキャナーや複合機を利用する方もいますが、解像度の低いスキャナーでは、画像編集ソフトを使用しても元の広い色域に戻すことはできません。
ガップリ!では、高精度の業務用スキャナーと撮影機材を備えており、原稿の美しさを最大限に再現します。大切な作品のスキャニングは、ぜひガップリ!におまかせください。
スキャニング
高解像度のスキャナーだから
鮮明に再現できる
ガップリ!の業務用スキャナーは、高解像度で広い色域を備え、原画の色彩を保ちながら、高速でデジタル化します。画像処理機能を内蔵し、紙質に合わせたガンマ補正(明るさやトーンを調整)やノイズ除去(原稿に付着した細かいゴミの除去)などの簡易補正も自動で行われ、鮮やかで豊富な情報を持つ画像データが作成されます。
さらに、被写界深度(焦点が合っている範囲)が深いため、表面に多少の凹凸がある作品も美しく再現することができます。
単色の線画や筆文字も輪郭がなめらかで
原稿の濃度が濃く保たれる
単色の線画や書道作品をカラーモードでスキャンすると、輪郭が粗くなることがあります。
ガップリ!で使用しているスキャナーには、「モノクロ2階調モード」が搭載されており、800dpiという高解像度での読み取りが可能です。
モノクロ2階調でスキャンしたデータは、線画の輪郭がなめらかでギザギザが目立たず、筆文字の濃度も濃く保たれたまま再現されます。
絵を印刷する時は、普通は作品を写真で撮るのですが、写真家に頼むと手間がかかりますし、ライティングなどでコストもかかります。ですから、料金の比較をして、コスト面でスキャニングをお願いしました。これも「ガップリ!」を選んだ理由のひとつです。
画集のご注文でスキャニング
サービスをご利用になった
熊倉 雅 様
撮影
立体作品も撮影で
データ化できる
彫刻や工芸などの立体作品は、スタジオで撮影してデジタルデータ化します。一眼レフカメラを使用し、細部まで鮮明に再現することで、立体感や質感をしっかりと伝えることができます。
平面作品においても、A2サイズ以上の大きな原画や木枠付きのキャンバス画、厚塗りされた絵画、装飾を施した原稿などに対応しています。
作品の奥行きやディテールを美しく表現し、ギャラリーで鑑賞しているかのような、質感豊かな作品集が作製できます。
アート作品の美しさを最大限に引き出す! 超高精細デジタル印刷
本来なら直接鑑賞してほしいアート作品だからこそ、印刷の品質には妥協できません。
ガップリ!では、超高精細デジタル印刷機を使用し、作品の美しさをそのままに、圧倒的な仕上がりを実現します。アート作品集には、ぜひ超高精細デジタル印刷をご利用ください。
超高精細デジタル印刷機はインクジェット方式で描画部分に超高密度・高精度のプリントヘッドを搭載しています。そのため、印刷物上の文字や図形、色を構成する「網点」の密度と打滴正確性が高く、高精細な仕上がりを実現します。
さらに印刷用紙には、にじみ防止のためのプレコンディショナーが塗布されており、グラデーションや繊細なラインも美しく再現されます。
「版」を使用するオフセット印刷は、精細な仕上がりで評価されていますが、インキが均一に付着せず、色ムラが発生することがあります。
超高精細デジタル印刷は「版」を使わず、直接インキを吹き付ける方式のため、色ムラが大幅に軽減されます。また、通常のデジタル印刷では、濃淡のない色を敷いた部分にテカリが生じますが、超高精細デジタル印刷ではテカリが抑えられ、紙の質感を再現できます。
ガップリ!では、本製作に先立ち「納品前サンプル」を製作し、お客さまにお届けして確認していただきます。このサンプルは、本製作と同じ「用紙」と「印刷機」を使用して製作されますが、オフセット印刷での場合、本機校正は時間とコストがかかるため難しいことがあります。
一方、超高精細デジタル印刷は、迅速に対応でき、本機校正が可能なので、安心して完成品を待つことができます。
仕上がりに差がつく! アート作品集の用紙選び
印刷の仕上がりは用紙によっても変わるため、用紙選びは重要なポイントです。しかし、実際に印刷した後の仕上がりを事前にイメージするのは難しいかもしれません。
ガップリ!では、同一の写真をすべての用紙に印刷した「用紙見本帳」をご用意しており、用紙ごとの仕上がりを確認できます。さらに、ご希望の方にはご来社いただき、印刷テスト(有料)も実施しています。このパートでは、常備用紙の一例をご紹介します。
水彩画や油彩画、パステル画、アクリル画などの手描き作品には、表面に凹凸のある画用紙やキャンバスがよく選ばれます。これらの用紙は、作品に立体感や質感、深みを与える特徴があります。
「アラモードホワイト」や「サンシオンホワイト」などの自然な風合いを持つ用紙は、手描き作品の雰囲気を生かしながら、優れた発色性や印刷再現性でその美しさを際立たせます。
アラモードホワイト
自然な風合い落ち着いた仕上がり
サンシオンホワイト
マット系コットン調
デジタルで描かれたイラストやデジタルデータ化された立体作品では、滑らかで発色のよいコーティングされた用紙が支持されています。
「コート紙」は写真の再現に優れ、「マットコート紙」は落ち着いた印象に仕上げます。また、「サテン金藤」は光沢を抑えながらインクを乗せた部分には艶があり、作品を強調します。質感のある用紙では「サンシオンホワイト」も人気があります。
マットコート
つや消し落ち着いた仕上がり
サテン金藤
艶感可読性発色性
サンシオンホワイト
マット系コットン調
塗り絵は色鉛筆ではなく、ペンキで塗れるようにするため、塗り絵のページと作品を掲載するページで、使用する紙を分けました。作品掲載ページは作品が美しく見えるように、少しツヤ感のある「サテン金藤」を選びました。
作品集に使用する本文用紙を
2種類選んだ
株式会社六り 様
▼ガップリ!で取り扱う用紙の一覧はこちら
はじめて作品集を作る方も安心、ガップリ!のサポート体制
長年にわたって創作を続け、はじめて作品集を作ろうとお考えの方もいらっしゃるでしょう。丹精込めた作品を本にする過程では、予期しない問題が起こることもあります。
ガップリ!では、そうしたお悩みを解決するために、充実したサポート体制を整えています。わからないことや困ったことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
お客さまに代わって色味を調整
「カラー補正」
作品集の印刷では、色味がとても重要です。しかし、データ上では問題がないように見えても、印刷すると意図した色に仕上がらないことがあります。微妙な色味の調整は難しく、お客さま自身で対応するのが困難な場合は、ガップリ!の「カラー補正」サービスをご利用ください。「もっと鮮やかにしたい」「明るすぎる部分を抑えたい」などのご要望に応じてデータのカラー補正を行います。
レイアウトもおまかせ
「データ編集」
ガップリ!の「データ編集」サービスは、はじめて作品集を作る方や、データ制作に不安のある方、本格的な仕上がりを求める方にオススメです。本文のレイアウトから表紙のデザインまで、お客さまのご要望をしっかりと反映し、プロがていねいに仕上げます。作品をより美しく、魅力的に見せるなら、ぜひ「データ編集」サービスをご利用ください。