業績集印刷
学術研究の功績や社会貢献の取り組み、個人で長く続けた体験や活動を本に記録することは、業績を後世に伝えるために非常に効果的です。業績集にすることで、散らばっていた資料を一冊に集約でき、必要な情報を素早く探せるようになります。しかし、長い活動の歴史をまとめると大量ページになり、費用がかさむため、個人での製作が難しいのが現実です。ガップリ!はデジタル印刷と製本設備の強化により、少部数でも大量ページ印刷が可能で、丈夫なハードカバー製本も実現しました。また、ガップリ!は数多くのハードカバー製本を手がけており、経験や進行管理のノウハウも豊富です。印刷前のサポートも充実しているので、安心しておまかせいただけます。
デジタル印刷に特化したガップリ!の生産体制
ガップリ!では、他社に先駆けて早くからデジタル印刷に取り組んでいます。
デジタル印刷の導入により、従来の印刷方式では難しかった少部数印刷が可能になり、個人のお客さまからのご注文にも応えられるようになりました。
その結果、多くのユーザー様と多様なデジタル印刷データに対応できる体制が整いました。
また、少部数印刷を前提とした製本設備の強化で、少部数でも高品質な製本を実現しています。デジタル印刷では「版」が不要で、ムダな用紙が少なく、コストを抑えられるのも大きなメリットです。
少部数・大量ページ印刷が安価でスピーディーにできる!
業績集のご注文では、少部数で大量ページの印刷が多く見受けられます。
通常、このような冊子は製作に時間がかかり、料金も高くなりがちです。
しかし、ガップリ!で導入しているデジタル印刷機は大判印刷が可能で、一枚で多ページが印刷できます。
また、丁合も出力と同時に行えるので、大量ページでも迅速な印刷・製本が可能です。
さらに、印刷用紙をムダなく効率的に使用できることでコスト削減になり、お客さまに安価でスピーディーなサービスが提供できます。
ムダな紙を最小限に抑え環境にも配慮
ガップリ!の印刷方式には、オフセット印刷とデジタル印刷があります。
オフセット印刷はシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの版を使い、色を重ねて文字や絵柄を表現するため色合わせに紙を要します。
一方、デジタル印刷ではデータを直接プリントするので、正確な色がはじめから再現でき、紙のムダを最小限に抑えられます。
最新のデジタル印刷機は大判印刷にも対応し、大きな用紙を効率よく使用するため、より環境に配慮した印刷が可能です。
製本工程の効率化で納期を短縮
プリントした用紙をページ順に重ねる「丁合」は、正確性と時間が求められる工程です。
ページ数が多くなると、その分作業時間も増え、製作日数が長くなる原因となります。
しかし、デジタル印刷では、この丁合が出力と同時に行えるため、製本工程が効果化され、納期の短縮が実現しました。
これにより、迅速かつ正確に製本された商品を、スピーディーにお客さまにお届けることが可能になりました。
少部数に特化したガップリ!の上製本の生産体制
後世に残る業績集を作りたいとお考えなら、上製本がオススメです。
上製本は、厚手のボール紙に印刷した表紙やクロスを貼り合わせた丈夫な作りで、高級感があり、特別な仕上がりを実現します。
製本工程に手間がかかり、通常は大量部数を作らなければ採算が取れない上製本ですが、ガップリ!ではデジタル印刷技術と、印刷・製本が地場産業であるという地域の特色を活用し、少部数に特化した生産体制を整えています。
デジタル印刷技術を活用して主要工程をワンフロアで完結
印刷後、上製本の製本には、折り加工、丁合、見返し貼り込み、糸かがり綴じ、仕上げ加工など、数多くの工程があります。
これまで、これらの工程を行うには、大掛かりな設備や広大なスペースが必要でしたが、ガップリ!ではデジタル印刷技術を駆使し、主要工程をワンフロアで完結させています。
その結果、費用や製作日数が大幅に抑えられ、少部数の上製本製本も可能になりました。
乱丁・落丁を防ぐ独自の検査システム
ガップリ!では、独自の検査システムにより、ページ順の間違い(乱丁)やページの抜け落ち(落丁)を防ぐ取り組みを始めました。
このシステムは、全ページにQRコードを付けて印刷し、印刷のみならず、折り加工や糸かがり綴じなどの製本加工の過程で異常があれば検知するようになっています。
ワンフロアで効率的に印刷・製本を行うガップリ!ですが、リスクのある工程には適切な対策を講じ、品質管理に努めています。
少部数でもガップリ!だから実現できる高い加工技術
ガップリ!のある新宿区神楽坂周辺は、明治の文豪たちからも愛された出版・印刷のまちで、現在も多くの製本工場が立ち並んでいます。
私たちは、この地域の職人さんたちと協力し、質の高い商品づくりに取り組んでいます。
とくに、業績集で人気の高い貼函や、上製本の背表紙に丸みをつける丸背加工などのオプション加工は、職人さんの高度な技術を要します。
少部数でもこれらの加工ができるのは、神楽坂という場所だからこそ実現できることです。
創業70年の編集・出版サポートで実現する、価値ある業績集
インターネットを利用した製本印刷サイト「ガップリ!」を運営する第一資料印刷は、1955年の創業以来、多くの刊行物に携わってきました。
創業当初から写植とオフセット印刷に取り組み、大量ページの印刷やレイアウトの実績を積み重ねてきました。
現在では、他社に先駆けてデジタル印刷を導入し、それに対応した製本体制を整えることで、少部数の印刷・製本を実現しています。
印刷や製本の技術と、70年の歴史で培った印刷前サポートの豊富なノウハウを活かし、お客さまにご満足いただける商品を製作してまいります。
何でもご相談ください。ガップリ!のお客さまサポート
はじめて業績集を作ろうとお考えの方には、「データ作成時はどこに注意すべきか」「おおよその料金が知りたい」「仕様の選び方や今後の進め方についてアドバイスが欲しい」など、さまざまな疑問やご要望があるかと思います。
ガップリ!では、充実したサポート体制を整えており、はじめてのお客さまでも安心してご利用いただけます。
ここでは、よくある疑問やご質問にお答えするとともに、料金シミュレーションの使い方と来客相談サービスについてご案内します。
ガップリ!で業績集を作る場合、1冊あたりの料金はどのくらいになりますか?
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料金は本の仕様や印刷方式により異なりますが、周年記念パーティーの参加費などを考慮して、1冊あたり5,000円程度での製作を希望される方が多いです。
サイズはA4やB5サイズ、200~300ページの業績集が主流です。また、100部までの少部数印刷のご注文が多く寄せられています。上記仕様や金額は目安のため、具体的な製作費用を事前に知りたい方は、「料金シミュレーション」をご利用ください。
「扉」はどこにいれればいいのですか?
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扉とは、本文が始まる前や新しい章が始まる前などに挿入するページです。
本文の前に入れるのが「本扉」、本文中のものは「中扉」と呼ばれます。
業績集のタイトルや発行者情報、章のタイトルのほか、内容に合わせたデザインなども入れたりします。
区切りを明確にするために、本文用紙とは異なる用紙を使用することもあります。扉は本文への導入効果や読みやすさが期待できるため、ページ数が多い業績集にオススメです。
「改ページ」と「改丁」について教えてください。
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改ページとは、文や章が終わり、次の文章を始める際にページの途中でも次ページに移動することを言います。
一方、改丁は章が変わる際に行い、新しい章の始まりを右開きの冊子なら左ページに、左開きの冊子なら右ページに配置します。
どちらの開きでも奇数ページとなるため、前章の文字数によっては見開きの偶数ページが1ページ白紙になる場合もあります。
ページ番号はどのように振ればいいのでしょうか?
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決まりはありませんが、一般的には表紙、裏表紙、見返しには番号を付けず、本文から付け始めます。本扉、目次、序文は番号を付けないか、非表示にすることもあるようです。
序文や目次にはローマ数字を使用し、本文はアラビア数字で1から始める方法もあります。
中扉、奥付、白紙のページも通常は非表示にしますが、ページ番号は飛ばさず非表示にします。
右綴じの業績集の場合、通常、本文の始まりが左ページとなり、奇数ページが常に左側に配置されます。
「柱」を入れる位置がわかりません。
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柱とは、書籍や雑誌で本文の外側に印字される見出しのことで、書籍名や章、節のタイトルなどを示すために用いられます。
柱を入れる位置には、上下左右さまざまなパターンがあります。
たとえば、右綴じの縦書きの業績集では、左ページの左上や、上でも下でも見開きの左右両端に入れることが多いようです。また、本文のページをめくる側である小口部分に縦書きで柱を入れる場合もあります。
費用が気になる方は、料金シミュレーションでチェック
業績集を製作する際に、気になるのは料金です。見積もりを取る前に概算を知りたい方も多いでしょう。そのような方には、「料金シミュレーション」が便利です。
料金シミュレーションは24時間利用可能で、会員登録も不要です。
希望のサイズや部数、製本タイプ、紙質などを選ぶと自動で概算を算出します。
最大限希望の仕様と冊数で予算内に収めるために、何を選択すればよいのか何度も確かめることができるので、ぜひご利用ください。
くわしく知りたい方には、来客相談サービスがオススメ!
ガップリ!では、電話やメールに加え「来客相談サービス」も行い、「顔の見える関係」づくりに努めています。
ご来社いただければ、業績集の製作事例や用紙などの見本帳を見ながら仕様を選択し、料金も確認することができます。
また、制作の進め方や納期などについて、不安なことやご不明な点があればくわしくご案内します。
データ作成に自信のない方にはアドバイスもいたしますので、お気軽にご相談ください。