インタビューページ『夏休みの思い出』|上製本(ハードカバー仕上げ)のオリジナル絵本が50冊からつくれる

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オリジナル絵本 インタビュー
『夏休みの思い出』

緒方悠輝也様製作のオリジナル絵本『夏休みの思い出』

/ イラストやストーリーを地元の子どもたちから募集。 /
「自然との共存」をテーマに、大学生が環境教育の絵本を製作。

『夏休みの思い出』は、夏休みで宮崎県の乙島に遊びに来た男の子が、環境問題を知り、自然と共存する大切さを学ぶお話です。この絵本の製作は、学生のアイデアを支援する宮崎大学の「とっても元気!宮大チャレンジ・プログラム」に応募された企画で、2021年度の学長賞にも選ばれました。絵本を作った宮崎大学・門川海の絵本プロジェクトの制作代表、緒方悠輝也さんにお話をうかがいました。

環境問題知ってもらいたいというのはもちろんあるのですが、
子どもたち発想力かして絵本作りたいなと思いまして。

この絵本を作ろうと思ったきっかけは何ですか。

僕らは宮崎大学の延岡フィールドという海の近くの水産実験所で研究をしているのですが、これまで「宮崎県の魚のまち」と呼ばれている門川町と連携をして、僕らの先生が魚の図鑑を作り、その図鑑をもとに僕ら学生がより一般的でわかりやすい、地元の子どもたちが学べるようなカルタやガイドブックを作ってきました。それで、今年はもっと子どもたちのアイデアを生かしたもの作ろうとなって絵本を製作することにしました。

SDGsの関心も高まっていますが、環境教育ということでしょうか。

カルタや図鑑を見ながら絵を描く子どもたち

▲カルタや図鑑を見ながら絵を描く子どもたち

そうですね。ただ今回は、子どもたちに環境問題を知ってもらいたいというのはもちろんあるのですが、子どもたちの発想力を生かして絵本を作りたいなと思いまして。それで、絵本の中に登場するキャラクターやストーリーは地元の子どもたちに募集をかけたんです。応募されたストーリーを部分部分入れ込んで一つのストーリーにして、魚のキャラクターは子どもたちが描いてくれたものを僕らのメンバーが描き直しました。当初はワークショップを開いて子どもたちといっしょに絵を描いたり、絵本を作ろうと考えていたのですが、コロナでそれが叶わなかったので、応募してくれた作品をもとに絵本を制作しました。

子どもたちから集めたお話を、どのように一つのストーリーにされたのですか。

子どもたちが応募してくれたストーリーを全部並べて、どうしようかと話し合って。何部構成にするという案は一つあったのですが、教育学部のメンバーが教育学的な観点から問いかけ的な内容にしようということで一本筋を決めて、部分部分で子どもたちのストーリーを入れていこうという話になりました。

応募されたイラストをご覧になった時の感想は?

図鑑を出していた効果も多少あると思うのですが、海に近く自然が多い町なので、海の豊かさや、海に対するきれいであって欲しいという願いが子どもたちの描いたものからすごく伝わってきて、とてもいいなと思いました。ガイドブックやカルタを持っている子たちもいて、そういうのを調べて描いてくれた子もいましたね。キャラクターは独創的なものもあるし、繊細に魚を見て描いたのもあって、子どもたちの観察力と、幼い目で見て描いたイラストには僕らも刺激を受けました。大人にも直接訴えかけてくるような力がありましたね。

たくさんの魚の絵と子どもたちの集合写真

▲たくさんの魚の絵と子どもたちの集合写真

絵本に出てくる魚や鳥は、どういう意図で選んだのですか。

傷ついたカンムリウミスズメを抱える少年

▲傷ついたカンムリウミスズメを抱える少年

魚に関しては、子どもたちが門川の魚図鑑やおさかなガイドブックを見ながら描いたり、想像で描いてくれたものもありました。どれも個性豊かな作品でしたので、できるだけ多く選びました。登場するカンムリウミスズメという鳥は、門川が世界でも最大の繁殖地となっている水鳥で、門川町のマスコットキャラクターでもあります。そんなこともあって、応募作品にも多数登場していましたので、絵本に登場させました。地元の子どもたちの、自分たちの身近な生き物という想いが目いっぱい伝わってきました。

絵本にあった海の汚染は実際の出来事ですか。地域では環境活動などされていますか。

いや、実際にあったことではないです。環境教育の視点から、世界中にあるプラスチックゴミなどを、そのまま蓄積していくとこうなるよというところを上手く物語にして表現しました。地域の活動としては、漁師さんと子どもたちがいっしょに清掃活動をしたり、あとがきにも載せましたが堤防の壁に絵を描くといった地域に根差した活動がありますね。

っても残っていくとは思うんですけど、
より持続するもの作ろうえたに、
子どもたち訴えかけるものがいいのではとい、絵本かなと。

カルタやガイドブックを製作されてきて、今回、絵本を選んだのはなぜですか。

オリジナル絵本の表紙クローズアップ

何を作っても残っていくとは思うんですけど、より持続するものを作ろうと考えた時に、子どもたちに訴えかけるものがいいのではと思い、絵本かなと。僕ら学生のアイデアを支援するプロジェクトに応募して採択されてお金が使えるようになったのですが、資金に限りがあったので、最初は薄い冊子のような形で大量に印刷して町の子ども全員に配ろうと考えていたんです。でも、やっぱり形としてしっかりした絵本の方が、子どもたちももらって嬉しいかなと思ってハードカバーの絵本を作ることにしました。

絵本づくりでこだわったところや難しかった点はありますか。

みんなで話し合っている時に、少しは仕掛けが欲しいよねとなって、例えば登場人物のおじいさんが海の中のページで魚になって穴から顔を出していたりとか、子どもだったら気づくかなというようなポイントでいろいろな仕掛けを入れています。難しかったのは、完全にオリジナルのものを一から作らなくてはならないというところですね。やっぱり絵本は型がないので、手描きでもいいしiPadで描いてもいいしと、決められたものがなく、すべて自由に作れるというのが、かえって難しかったです。

魚の姿をしたおじいさんが本文中に登場

▲魚の姿をしたおじいさんが本文中に登場

「門川の海」テーマ3年間やってきて、
ありがたいことに最優秀賞である学長賞をいただけました

絵本が完成した時のお気持ちと、絵本をどのように活用されているかお聞かせください。

すごく、想像を超えた仕上がりで。「ああ、絵本を作ったんだ」という実感の湧く、しっかりとした絵本でした。ページなどもしっかりしているし、表紙の硬さや手になじむ感触もよかったです。絵本はいま、県内の図書館やこれまでお世話になった方、学校機関、応募してくれた子などに配布しています。できれば今後、小学生に配るのはもちろんなんですけど、他県の方でも購入できるようなかたちにしていければいいんじゃないかなと考えています。

絵本の評判はいかがですか。

学長賞をいただいたときの記念写真

▲学長賞をいただいたときの記念写真

「とっても元気!宮大チャレンジ・プログラム」というので「門川の海」をテーマに3年間やってきて、ありがたいことに最優秀賞である学長賞をいただけました。ほかの大学の先生方が見に来て審査する中、どの先生もこの絵本に票を入れてくださり、「ホントに作っちゃったんだ」「想像以上だった」というようなコメントをたくさんいただきました。

とても高評価だったのですね。

はい。応募してくれた子どもたちには1冊ずつ配ったのですが、自分たちの絵が載っていることをとても喜んでくれていました。連携している門川町の町長や教育委員長も見てくださり、まだ決定ではないのですが、もしかしたら毎年この絵本を印刷して、この町の小学一年生になる子には全員配ろうというような話も出るくらい好評ですね。それと、紙芝居のように作り直して読み聞かせの会なんかしてもいいんじゃないかと、そうしたら幼稚園児でもわかるだろうし、というような感じで話がどんどん発展しています。

門川町長と絵本を持って記念撮影

▲門川町長にも絵本を寄贈

紙芝居といったお話も出ましたが、今後作ってみたいものや、やってみたいことはありますか。

今年はお客さまを入れた学生の水族館を開いて、例えばその横のブースで絵本の読み聞かせ会とかカルタ大会なんか開催したら面白いかなと思っています。コロナ前には夏に2週間、海洋の学生が自分で海とか川とかで捕まえた魚を水槽に入れて展示する水族館を毎年やっていたんです。30個くらい小さな水槽を並べて、お客さまにも無料で入ってもらって、どの水槽がよかったかアンケートを取ったりして。大学の実験場だとコロナの関係で使えなくなることも多いので、今年は町の建物を借りて、そういったことができればと考えています。印刷物としては図鑑とかもまだまだ作れると思っていますし、子どもたちが内に秘めている絵を描きたいとか純粋な気持ちとか、そういうのを集めてまた絵本みたいな形にできたらいいかなと思っています。

「ガップリ!の絵本」を選んだ理由や、ご利用いただいた感想は?

いろいろな印刷会社を調べて比較した結果、「ガップリ!の絵本」さんが、絵本の品質的にも料金的にも一番よさそうだったので選びました。あと見積時の対応もよかったですね。製作過程では、こちらで作ったデータに対し、もう少し読みやすくした方がいいんじゃないかとアドバイスをいただいて。それをそのまま「ガップリ!の絵本」さんで修正してもらえて文字など大きくなって見やすくなり、とても助かりました。

学長賞受賞、おめでとうございます。今後もたくさんの小学生にこの絵本が届けられるといいですね。

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