自費出版

「自費出版」とは、著者が自らお金を出して、小説・詩などの文章や、写真や絵画といった作品を、本のかたちにして出版することです。

自費出版本を作る場合、出版業者に原稿を丸投げして、あとはデータ作成から印刷まですべてお任せというケースもありますが、なかには原稿を書くだけでなく、本文の印刷データを自ら作成したり、ブックデザインにこだわりたいという人もいるでしょう。

ガップリ！では、原稿を書物にするだけではなく、「自分の好みに合わせて自由に本を作りたい」という気持ちに寄り添った自費出版本の印刷・製本を行っています。

ガップリ！の自費出版本は、基本的にお客さまが作った印刷データをお預かりして、印刷、製本を行います。編集の手が入らないので、文章が削られたり、直されたりせず、書きたいと思ったことを好きなだけ書くことができます。それに表紙や本文ページのレイアウトも、納得のいくまでこだわりを追求できます。

もちろん、自分は印刷データの作成ができないという場合も心配ありません。本文ページの基本レイアウトの作成や、絵画やイラストのスキャニングなど、データ作成に必要な作業は、それぞれデータ編集オプションとして用意されています。

「こんな本を作りたい」と思い描いても、そのとおりに作れるのかどうか、不安かもしれません。ガップリ！では、製本タイプが上製本をはじめ数種類から選べますし、本文の紙の種類も豊富に取りそろえています。それにさまざまなオプション加工をプラスすれば、理想どおりの本が実際に作れます。

一方、「この本にはどんな製本がオススメ？」「この作品に合う用紙はどれ？」というふうに迷った場合にも、社内のプロがアドバイスします。また、本づくりの参考として、これまで実際に製作された自費出版の本の一部をギャラリーで公開しています。

自費出版を行う場合、何部印刷するかを決めるのは重要な問題です。ガップリ！では、超高精細デジタル印刷、オンデマンド印刷、オフセット印刷の3方式で、少部数から大量部数まで対応しています。

高精細・広色域な超高精細デジタル印刷と、発色が鮮やかで特殊トナー印刷にも対応しているオンデマンド印刷は、少部数でもコストを抑えて印刷できます。部数の見込みが立たない場合も、最初は少部数で様子を見て、在庫がなくなったら増刷を行う方法もとれます。

逆に大量部数で発注する場合は、精細で大量に刷っても安定した品質のオフセット印刷がオススメです。高速に印刷するため、部数が多くなるほど1冊あたりの印刷コストも抑えられます。