インタビュー
写真集『創立60周年記念写真集』
/ 各撮影者の個性の違いも楽しめる、 /
写真愛好家団体の創立60周年記念写真集。
創立60周年を迎えた全日本写真連盟浦和支部様が、記念事業として作られた写真集です。メンバーの写真愛好家の方が撮ったさまざまな写真が並べられていて、特にモノクロ写真については、モノクロのトーンのなかに、どれだけ撮影者のイメージが再現できるかこだわりました。ほかにも風景写真、草花や生き物の写真、スナップ写真など、バラエティに富んだ内容で、メンバーごとの個性の違いも感じられます。この写真集づくりに奔走された、「60周年メンバー」の飯村康治さんにお話をうかがいました。
写真集ならかたちに残せるし、今まで撮った写真を使って
1冊にまとめればいいから、コロナ禍でもできるんじゃないかということで、
写真集を作ることに決まったんです。
「全日本写真連盟浦和支部」というのは、どのような組織なのですか。
全日本写真連盟は、朝日新聞社が後援している写真愛好家の組織です。日本全国にたくさんの支部があり、浦和支部は埼玉県にある24の支部のうちの一つで、もう60年以上続いています。現在は17名が在籍していて、メンバーのなかには、何十年も撮り続けているセミプロ級の腕前の方もいらっしゃいます。
ふだんは、どのような活動をされているのでしょうか。
月に1回、みんなで公民館などに集まり、自分が撮った写真を見せあって品評会のようなことを行い、最後にプロの先生に評価やアドバイスをいただいています。コロナ禍の前は、撮影会を行ったり、年に1回展覧会を開いたりしていました。みんな仲がいいのですが、メンバーの年齢も上がってきているので(笑)、本当に写真が好きだったら初心者の若い方にも入ってほしいと思っています。最初はメンバーの作品を見るだけでも大歓迎ですよ。
この『創立60周年記念写真集』を作ろうと思ったきっかけを教えていただけますか。
昨年(2021年)は浦和支部の創立60周年だったのですが、それで記念に残ることを何かやりたいと、浦和支部の支部長から話があったんです。メンバーからは、撮影会や、同じテーマで写真を撮るなど、たくさんのアイデアが出たのですが、コロナの感染拡大で外に写真を撮りに行くのが難しくて悩んでいました。そんな時に、ほかの支部が写真集を作ったという話を聞いて、写真集ならかたちに残せるし、今まで撮った写真を使って1冊にまとめればいいから、コロナ禍でもできるんじゃないかということで、写真集を作ることに決まったんです。
写真集の内容は、どのように構成されていかれたのでしょうか。
まず、ページ数があまり薄いものだと格好がつかないし、厚すぎても予算がオーバーしてしまう。その辺の折り合いをつけて、ほかの支部が作った写真集が70~80ページだったので、それを参考にして72ページにしました。それで、メンバー1人に4ページずつ割り振って、好きなように写真を載せてもらうことにしたんです。掲載順は、最初に先生の写真を2枚載せて、あとは、名前のあいうえお順に並べました。
「ガップリ!」さんに相談して色を調整してもらったのですが、
モノクロのトーンのなかに、どれだけ撮影者のイメージが再現できるかが一番こだわった点ですね。
飯村さんご自身では、これまで写真集を作られたことはあったのですか。
2回くらい作りました。その時は、自分の写真集でしたから、あまり細かいことは気にせず、ささっと簡単に作ってしまったのですが、今回は、くるみ製本の糸かがり綴じで、しっかりしたものを目指しました。簡素な製本方式で作って、あとでページが取れてしまうと嫌だなと思ったんです。それを避けるために、この写真集ではページが抜け落ちにくい糸かがり綴じを選びました。ハードカバー(上製本)も良かったのですが、コストが高くなるし、上製本の立派さに対して内容が合っていない、なんて言われても困るので(笑)、これで良かったと思っています。
「ガップリ!」はどうやってみつけられたのでしょうか。
「ガップリ!」さんは、インターネット検索で「写真集制作」と入力した時にみつけて、印刷をお願いする候補の一つになりました。写真集を作った支部でも情報収集をしたのですが、やはり、あまり頻繁に通って打ち合わせをすることはできそうもなかったので、ネット上のやり取りがメインで、写真を送ったら作ってもらえるところを探したんです。でも、一度は直接お話して、内容をすり合わせてから完成まで持っていきたいという思いもありました。それで、「ガップリ!」さんに訪問してお話をうかがい、サンプルも見せていただいたうえで、「ここだったら我々の思いを汲んでやっていただけるのではないか」と納得して、お願いすることにしたのです。
写真集を作るうえで、こだわった点や、大変だった点はありますか。
写真集に掲載したなかにはモノクロ写真もありますが、そのモノクロ写真の「黒のイメージ」がうまく出るように苦心しました。納品前サンプルをみんなに見せたら黒のイメージが違うと言われ、それで「ガップリ!」さんに相談して色を調整してもらったのですが、モノクロのトーンのなかに、どれだけ撮影者のイメージが再現できるかが一番こだわった点ですね。あとは表紙と裏表紙。どういうふうにレイアウトしていけばいいかと悩みました。結局、表表紙は支部創設の先生の写真を、裏表紙は2代目の支部長の写真を載せることにしたのですが、どの写真を入れようかとまた悩んで。自分の作品だけの写真集だったらラクなのですが、たくさんの人が参加するので、まとめるのが大変で苦労しました。でも、素晴らしい写真集ができて大満足です。
ぜひ若い人にも入部してもらいたいです。
それで支部が100周年くらいまで続いたらいいなと思います。
写真集ができた時のお気持ちはいかがでしたか。
満足です。「ガップリ!」さんのアドバイスをいただき、見返しの色を空色にしたのですが、正解でした。表表紙の写真が雲と空の写真だったので、表紙を開いてもイメージがつながっているような感じがするんです。「ガップリ!」さんでもそれを考えて空色をおすすめしてくれたのかな? なんて話していました。
写真集はどのように活用されているのでしょうか。また、写真集を手にされた方からは、どんな声が届いていらっしゃいますか。
写真集は支部の皆さんにお配りして、あとはOBの方や、関連のある支部に差し上げました。30部作りましたが、あとは支部長の手元に何部か残っているくらいです。写真集を受け取られた方のなかには、「自分でも作ってみたい」という方が何人かいて、「君が作れたんだから、私にも作れるだろう」と言い出す方もいました(笑)。私たちが作ったのを見て、写真集を作りたい人が少しでも増えたらいいなと思っています。
今後、「全日本写真連盟浦和支部」では、どのような活動を予定されていらっしゃいますか。
年1回の展示会が、今年(2022年)10月に行われる予定です。ほかにも公募展に応募することなどを考えていますが、いまだにみんなで集まって撮影会などに行かれないのが残念で、コロナ禍が収まったら必ずやりたいと思っています。あと、ぜひ若い人にも入部してもらいたいです。いろいろ刺激を受けたいですし、支部を継続するためにも入ってもらいたいですね。それで支部が100周年くらいまで続いたらいいなと思います。
最後に、「ガップリ!」をご利用いただいた感想はいかがでしょうか。
リーズナブルで、少ない部数でも写真集を作ってもらえる。そのうえ、色も仕上がりもきれいで言うことなし、とてもうれしいです。あと、写真以外の部分、つまり文字の書体の選び方や、ページの白枠と写真のバランス、タイトルのレイアウトなどが難しかったので、「ガップリ!」さんでデータ編集を依頼したのですが、仕上がりを見て、お願いしてよかったなと思いました。ありがとうございます。
写真好きが集まって、一緒に撮影をしたり、技術を学んだりする活動が60年以上も続くなんて素晴らしいですね。
これからも、この重ねてきた歴史が長く引き継がれることを祈っています。
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ガップリ!で印刷・製本した作品をご紹介「ガップリ!ギャラリー」
「ガップリ!ギャラリー」では、ガップリ!で印刷・製本したお客さまの製作事例をご紹介しています。
ギャラリーでは、作品の写真だけではなく、仕様や特徴、お客さまインタビューなども掲載しています。検索機能もあり、「製本タイプ」「サイズ」「用途」「オプション加工」「業種」から絞り込んで、素早く見たい製作事例が探せます。
「ガップリ!ではどんなことができるのか過去の作品を確認したい」「本づくりのヒントが欲しい」という方には参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
写真愛好家団体の創立60周年記念写真集。
創立60周年を迎えた全日本写真連盟浦和支部様が、記念事業として作られた写真集です。メンバーの写真愛好家の方が撮ったさまざまな写真が並べられていて、特にモノクロ写真については、モノクロのトーンのなかに、どれだけ撮影者のイメージが再現できるかこだわりました。ほかにも風景写真、草花や生き物の写真、スナップ写真など、バラエティに富んだ内容で、メンバーごとの個性の違いも感じられます。この写真集づくりに奔走された、「60周年メンバー」の飯村康治さんにお話をうかがいました。
写真集ならかたちに残せるし、今まで撮った写真を使って
1冊にまとめればいいから、コロナ禍でもできるんじゃないかということで、
写真集を作ることに決まったんです。
「全日本写真連盟浦和支部」というのは、どのような組織なのですか。
全日本写真連盟は、朝日新聞社が後援している写真愛好家の組織です。日本全国にたくさんの支部があり、浦和支部は埼玉県にある24の支部のうちの一つで、もう60年以上続いています。現在は17名が在籍していて、メンバーのなかには、何十年も撮り続けているセミプロ級の腕前の方もいらっしゃいます。
ふだんは、どのような活動をされているのでしょうか。
月に1回、みんなで公民館などに集まり、自分が撮った写真を見せあって品評会のようなことを行い、最後にプロの先生に評価やアドバイスをいただいています。コロナ禍の前は、撮影会を行ったり、年に1回展覧会を開いたりしていました。みんな仲がいいのですが、メンバーの年齢も上がってきているので(笑)、本当に写真が好きだったら初心者の若い方にも入ってほしいと思っています。最初はメンバーの作品を見るだけでも大歓迎ですよ。
この『創立60周年記念写真集』を作ろうと思ったきっかけを教えていただけますか。
昨年(2021年)は浦和支部の創立60周年だったのですが、それで記念に残ることを何かやりたいと、浦和支部の支部長から話があったんです。メンバーからは、撮影会や、同じテーマで写真を撮るなど、たくさんのアイデアが出たのですが、コロナの感染拡大で外に写真を撮りに行くのが難しくて悩んでいました。そんな時に、ほかの支部が写真集を作ったという話を聞いて、写真集ならかたちに残せるし、今まで撮った写真を使って1冊にまとめればいいから、コロナ禍でもできるんじゃないかということで、写真集を作ることに決まったんです。
写真集の内容は、どのように構成されていかれたのでしょうか。
まず、ページ数があまり薄いものだと格好がつかないし、厚すぎても予算がオーバーしてしまう。その辺の折り合いをつけて、ほかの支部が作った写真集が70~80ページだったので、それを参考にして72ページにしました。それで、メンバー1人に4ページずつ割り振って、好きなように写真を載せてもらうことにしたんです。掲載順は、最初に先生の写真を2枚載せて、あとは、名前のあいうえお順に並べました。
「ガップリ!」さんに相談して色を調整してもらったのですが、
モノクロのトーンのなかに、どれだけ撮影者のイメージが再現できるかが一番こだわった点ですね。
飯村さんご自身では、これまで写真集を作られたことはあったのですか。
2回くらい作りました。その時は、自分の写真集でしたから、あまり細かいことは気にせず、ささっと簡単に作ってしまったのですが、今回は、くるみ製本の糸かがり綴じで、しっかりしたものを目指しました。簡素な製本方式で作って、あとでページが取れてしまうと嫌だなと思ったんです。それを避けるために、この写真集ではページが抜け落ちにくい糸かがり綴じを選びました。ハードカバー(上製本)も良かったのですが、コストが高くなるし、上製本の立派さに対して内容が合っていない、なんて言われても困るので(笑)、これで良かったと思っています。
「ガップリ!」はどうやってみつけられたのでしょうか。
「ガップリ!」さんは、インターネット検索で「写真集制作」と入力した時にみつけて、印刷をお願いする候補の一つになりました。写真集を作った支部でも情報収集をしたのですが、やはり、あまり頻繁に通って打ち合わせをすることはできそうもなかったので、ネット上のやり取りがメインで、写真を送ったら作ってもらえるところを探したんです。でも、一度は直接お話して、内容をすり合わせてから完成まで持っていきたいという思いもありました。それで、「ガップリ!」さんに訪問してお話をうかがい、サンプルも見せていただいたうえで、「ここだったら我々の思いを汲んでやっていただけるのではないか」と納得して、お願いすることにしたのです。
写真集を作るうえで、こだわった点や、大変だった点はありますか。
写真集に掲載したなかにはモノクロ写真もありますが、そのモノクロ写真の「黒のイメージ」がうまく出るように苦心しました。納品前サンプルをみんなに見せたら黒のイメージが違うと言われ、それで「ガップリ!」さんに相談して色を調整してもらったのですが、モノクロのトーンのなかに、どれだけ撮影者のイメージが再現できるかが一番こだわった点ですね。あとは表紙と裏表紙。どういうふうにレイアウトしていけばいいかと悩みました。結局、表表紙は支部創設の先生の写真を、裏表紙は2代目の支部長の写真を載せることにしたのですが、どの写真を入れようかとまた悩んで。自分の作品だけの写真集だったらラクなのですが、たくさんの人が参加するので、まとめるのが大変で苦労しました。でも、素晴らしい写真集ができて大満足です。
ぜひ若い人にも入部してもらいたいです。
それで支部が100周年くらいまで続いたらいいなと思います。
写真集ができた時のお気持ちはいかがでしたか。
満足です。「ガップリ!」さんのアドバイスをいただき、見返しの色を空色にしたのですが、正解でした。表表紙の写真が雲と空の写真だったので、表紙を開いてもイメージがつながっているような感じがするんです。「ガップリ!」さんでもそれを考えて空色をおすすめしてくれたのかな? なんて話していました。
写真集はどのように活用されているのでしょうか。また、写真集を手にされた方からは、どんな声が届いていらっしゃいますか。
写真集は支部の皆さんにお配りして、あとはOBの方や、関連のある支部に差し上げました。30部作りましたが、あとは支部長の手元に何部か残っているくらいです。写真集を受け取られた方のなかには、「自分でも作ってみたい」という方が何人かいて、「君が作れたんだから、私にも作れるだろう」と言い出す方もいました(笑)。私たちが作ったのを見て、写真集を作りたい人が少しでも増えたらいいなと思っています。
今後、「全日本写真連盟浦和支部」では、どのような活動を予定されていらっしゃいますか。
年1回の展示会が、今年(2022年)10月に行われる予定です。ほかにも公募展に応募することなどを考えていますが、いまだにみんなで集まって撮影会などに行かれないのが残念で、コロナ禍が収まったら必ずやりたいと思っています。あと、ぜひ若い人にも入部してもらいたいです。いろいろ刺激を受けたいですし、支部を継続するためにも入ってもらいたいですね。それで支部が100周年くらいまで続いたらいいなと思います。
最後に、「ガップリ!」をご利用いただいた感想はいかがでしょうか。
リーズナブルで、少ない部数でも写真集を作ってもらえる。そのうえ、色も仕上がりもきれいで言うことなし、とてもうれしいです。あと、写真以外の部分、つまり文字の書体の選び方や、ページの白枠と写真のバランス、タイトルのレイアウトなどが難しかったので、「ガップリ!」さんでデータ編集を依頼したのですが、仕上がりを見て、お願いしてよかったなと思いました。ありがとうございます。
写真好きが集まって、一緒に撮影をしたり、技術を学んだりする活動が60年以上も続くなんて素晴らしいですね。
これからも、この重ねてきた歴史が長く引き継がれることを祈っています。
他のインタビューを見る
- 作品集『SMILE GAKU IGARASHI初作品集』
- 株式会社六り様
- ART BOOK『Someday, Somewhere, Someone』
- yui yoshimura様・yoshitaka furukawa様・tomoko ogawa様
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- いちにち
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