オリジナル絵本 制作者インタビュー『メイヤーレモンのきのしたで』

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オリジナル絵本 インタビュー
『メイヤーレモンのきのしたで』

スノーマンプリンス「ミルク」がスズメたちを襲うカラスの「アオ」を、「ギヤゴンガラガミ~」という不思議な呪文でこらしめるファンタジックな展開の絵本『メイヤーレモンのきのしたで』

/ 雪だるまのキャラクター「ミルク」が活躍する、 /
ファンタジックで心温まる物語。

“ぎやごんRyuji”こと沼上隆司さんが、トールペイントで制作したお気に入りのキャラクター、スノーマンプリンス「ミルク」。この絵本では、ミルクがスズメたちを襲おうとするカラスの「アオ」を、「ギヤゴンガラガミ~」という不思議な呪文でこらしめるという、ファンタジックな展開が描かれています。しかし、物語は単なる勧善懲悪で終わりません。逆に窮地に陥ったアオを、みんなで助けたり、アオの家族にもスポットを当てたりと、優しさと温かさに包まれたストーリーになっています。そんな絵本に込めた思いや、制作の裏話について、沼上さんにお話をうかがいました。

きながらアイデアいてくることがかったので、あとから見返して
ストーリーがつながってない!」と気づくこともしばしば
何十回しました。

沼上さんは、ふだんはどのような活動をされているのですか?

トールペイントと絵画の教室「kikori」の外観(左)、生徒さんたちの制作風景(右)

▲トールペイントと絵画の教室「kikori」の外観(左)、生徒さんたちの制作風景(右)

  
トールペイントを施す沼上さん

▲トールペイントを施す沼上さん

神奈川県・鎌倉で、トールペイントと絵画の教室「kikori(キコリ)」を開いています。生徒さんは20名くらいかな。教室がないときは、自分自身の作品づくりにも力を入れています。また、教室と同じ建物の1階では雑貨店も営んでいて、僕の作品やトールペイントの材料なども販売しています。
トールペイントとは、木製品やガラス、ブリキ、革などに、アクリル絵の具で絵を描くアートです。さまざまな素材に自由にペイントできて、捨てられてしまうようなものに再び命を吹き込めるところが大きな魅力だと思っています。

この絵本を作ろうと思ったきっかけは、どのようなことだったのでしょうか?

スノーマンプリンス「ミルク」の帽子掛け

▲スノーマンプリンス「ミルク」の帽子掛け

絵本に登場するスノーマンプリンス「ミルク」は、もともと1991年にトールペイントで制作した帽子掛けのキャラクターなんです。そのとき、「この子、かわいいな」と思って、いつか絵本にしたいと考えていたのですが、忙しさにかまけて、なかなか手をつけられずにいました。そんななか、ある絵本大賞へのチャレンジと、絵本を3人の孫たちへのクリスマスプレゼントにしたいという思いが重なり、本腰を入れて取り組むことにしたんです。

スノーマンプリンス「ミルク」の絵本を作ると決めてから、どのように制作を進めていかれたのでしょうか?

沼上さんの庭のメイヤーレモンの木とスズメたち

▲沼上さんの庭のメイヤーレモンの木とスズメたち

仕事を終えて家に帰ってからや、教室の合間に絵を描きながら、少しずつストーリーを考えていきました。物語のベースになったのは、うちの庭にある大きなメイヤーレモンの木です。そこにスズメが飛んできて、餌をあげると寄ってきたり、枝の間を行き来したりする様子がとてもかわいらしくて心に残っていたんです。
それで、この庭にスノーマンプリンス「ミルク」が降りてきたという設定を考えて、物語を描き始めました。ただ、最初から全部のストーリーができていたわけではなく、描きながらアイデアが湧いてくることが多かったので、あとから見返して「ストーリーがつながってない!」と気づくこともしばしば。何十回も描き直しました。妻からも「この部分はこう言ったほうが伝わるんじゃない?」とアドバイスをもらうこともあり、とても助けられましたね。

この絵本は、お孫さんへのクリスマスプレゼントに渡したいという思いで制作されたとのことですが、物語ではどんなことを伝えたかったのでしょうか?

孫にこの絵本を読んでもらって、やっぱり「優しさ」とか「命の大切さ」を感じてほしいという思いがありました。この絵本のテーマとしては、それが一番大きいかな。物語に登場するスズメたちは、平和な世界に生きる存在の象徴として描いています。
一方で、カラスのアオは“人間の本質”を表していて、戦い合う今の社会そのものとも言える存在です。ミルクとスズメたちは、そんなアオに向き合い、力を合わせて困難を乗り越えていきます。そして、最終的には「分かち合いの心」で、異なる存在同士が結びつくことの大切さを伝えています。実は、タイトルにもなっている“メイヤーレモン”は、レモンとオレンジの交雑から生まれた品種で、その背景にも「異なる種が仲よく結びつく」という想いが込められています。
また、アオにも家族がいて、家に帰れば子どもたちとの温かな団らんがある。そんなシーンもあえて描きました。小さな子ども向きではないかもしれないけど、そういったものをわかってもらえたらいいなと思っています。

友だち何人かプロレスごっこをしては、
呪文のようなデタラメ言葉ってんでいたんです。
そのとき、がよく使っていたのが、「ギヤゴンガラガミ」という呪文でした(笑)。

絵本の文章のなかで、スズメの名前のうしろに空欄の括弧が付いているのはなぜですか?

括弧がついているスズメたちの名前は、ハル、ソウ、ヒナといいます。実はそれぞれ、うちの孫たちの名前から取ったんです。
絵本を読み聞かせるときに、お話の中に自分の名前が出てきたら、きっと子どもたちはうれしいんじゃないかと思いまして。そこで、読者の方にもお子さんやお孫さんの名前を入れて読んでもらえるよう、名前の後ろに括弧をつけて空けておいたんです。ただ、その意図をどこかに書いておけばよかったんですが、すっかり忘れてしまいました(笑)。

物語のなかで、カラスをこらしめるときにミルクが唱える「ギヤゴンガラガミ」という呪文ですが、これにはどのような意味があるのでしょうか?

これは、僕の中学生時代、絵が好きだった親友との思い出がもとになっています。当時はプロレスが流行っていて、友だち何人かでプロレスごっこをしては、呪文のようなデタラメな言葉を言い合って遊んでいたんです。そのとき、僕がよく使っていたのが、「ギヤゴンガラガミ」という呪文でした(笑)。もちろん、意味などありません。でも、とっさに出た言葉だったのに、なぜか何十年も経った今でも、はっきりと覚えているんですよね。
今回、その言葉を絵本の中で呪文として使ってみました。なんとなく雪国の言葉のような響きもあって、物語の世界観にも合っているかなと思っています。親友は漫画家志望で、お互いに切磋琢磨して絵を描いていたんですが、早くに亡くなってしまったので、この呪文には彼への追悼の気持ちも少し込められています。

物語に登場する呪文「ギヤゴンガラガミ」

▲物語に登場する呪文「ギヤゴンガラガミ」

細部まで描き込まれた絵がとても魅力的ですが、描くうえで苦労した点があれば教えてください。

絵本の原稿を整理する沼上さん

▲絵本の原稿を整理する沼上さん

絵はiPadで描いたのですが、やっぱり一番苦労したのはスズメが飛んでいるシーンですね。止まっているスズメならカメラで撮れるんですが、飛んでいるところはなかなか撮れなくて……。なので、飛んでいる姿は完全に想像なんです。実際の羽ばたき方とは違っていたり、羽の色も「本当はこうじゃない」なんてところがあるかもしれませんが、そこはもう、ご勘弁いただければと(笑)。
それから、ミルクの表情の変化も、すごく大事にしました。最初にポツンと立っているときや、スズメたちが周りにいる場面では、無機質な“普通の雪だるま”っぽく描いています。でも、カラスをこらしめる場面では表情が動き出して、たとえばカラスを飲み込むときの顔は最初とはまったく違って、まん丸に膨らんだりするんです。そういう変化を描くのが、難しさでもあり、楽しさでもありました。ほかに苦労したことというと、老眼鏡をかけて目薬を差しながら描いていましたから、そのあたりは身体的にちょっと大変でしたね(笑)。

「データ編集」オプションを利用されていますが、いかがでしたか?

普段あまり使い慣れていないソフトだったので、思うように絵や文字を配置できず、操作に苦労しました。それで「ガップリ!の絵本」さんにお願いして、バランスよく整えていただいたんです。すごく助かりました。本当は手描きのページ番号も、文字サイズをきれいに揃えるつもりだったんですが、なかなかうまくいかず、結局バラバラに。でも今では、それも絵の一部として自然に馴染んでいるように思います。
今回制作してみて改めて感じたのは、「絵本って、なんでもありなんだな」ということ。決まった形に縛られず、自由に表現できるのがとても新鮮で、楽しい体験になりました。

ページ番号以外にも、「もっとこうできたらよかったな」と感じた部分はありますか?

本当は伝えたいことがたくさんあって、当初はもっと長編にするつもりだったんです。でも、子どもが寝る前に読むには長すぎるし、孫へのクリスマスプレゼントとして贈る予定だったので、制作時間も限られていて……。そんな理由もあって、内容を短くしました。また、今は日本に住んでいる外国の方も多いですし、いつか世界中の子どもたちにも読んでもらえたらという思いもあって、英訳を入れる案も考えました。ただ、ページ数が増えてしまいそうだったので、今回は見送りました。また絵本を作る機会があれば、そういったことにも挑戦してみたいですね。

絵本はご家族で読み聞かせしたり、お孫さんが楽しんだりして活用しています

▲絵本はご家族で読み聞かせしたり、お孫さんが楽しんだりして活用しています

画家としてわってきたとして、
自分いていた通り絵本になったことは、
本当嬉しかったです。

数ある印刷会社のなかで、「ガップリ!の絵本」を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

何社かに問い合わせて見本を取り寄せたのですが、「ガップリ!の絵本」さんの仕上がりが一番きれいでした。特に印象に残ったのは、表紙を開いたときに目に入る見返し用紙。そのマットな質感がとても気に入りました。また、少ない部数から作ってもらえるという点も、お願いする決め手となりました。

ハードカバー製本や糸かがり綴じといった仕様も「ガップリ!の絵本」の特徴ですが、そうした仕上がりについて、どんなところに魅力を感じましたか?

ハードカバーって、子どもが手にしたときに「ちょっと硬くてケガしないかな」と心配になることもありますが、やっぱり作りがしっかりしているというのは、制作者側からするととても安心感がありますね。昔からある『ぐりとぐら』のように、長く読み継がれる絵本にするには、それなりの丈夫さが必要だと思います。それに、子どもって絵本を勢いよく開けたり閉じたりしますよね。そういう場面を見ていると、やっぱり糸かがり綴じのような耐久性の高い綴じ方は頼もしいですね。

絵本が完成したときの感想や、絵本を読んだ方の反応はいかがでしたか?

完成した絵本が届き、1冊手に取った瞬間、とても美しい色味と上品な光沢に感動しました。画家として絵に携わってきた者として、自分の思い描いていた通りの絵本が形になったことは、本当に嬉しかったです。
「ガップリ!の絵本」さんは、「しっかりとした印刷・製本技術を持った会社なんだな」と改めて実感しました。梱包も丁寧で、最後まで手を抜かない姿勢が感じられました。また、超高精細デジタル印刷のおかげで、教室の生徒さんをはじめ、絵本を見てくださった方からは「色がきれい」と真っ先に言われます。手に取ってパラパラとめくるだけでも、色の艶やかさや全体の仕上がりのよさが伝わってくるんですよ。それ以外にも、「表現力が素晴らしい」「絵がとても美しい」といった声をいただき、ありがたい気持ちでいっぱいです。

完成した絵本と一緒に写る、沼上さんと「kikori」の生徒さんたち

▲完成した絵本と一緒に写る、沼上さんと「kikori」の生徒さんたち

完成した絵本は、どのように活用されていますか? お孫さんにはクリスマスプレゼントとして贈られましたか?

東京では国立国会図書館に、地元では鎌倉市中央図書館や深沢図書館、地域の幼稚園・保育園などに寄贈しました。教室の下にあるお店では、「絵本を出しました」という感じで紹介もしていて、欲しいと言ってくださる方には販売もしています。
本当は、孫たちへのクリスマスプレゼントに間に合わせたかったのですが、少し遅れてしまったので、新年のあいさつに贈りました。たぶん、喜んでくれていると思います。

完成した絵本を図書館に寄贈したときの1枚

▲完成した絵本を図書館に寄贈したときの1枚

では、最後に、「ガップリ!の絵本」サービスを利用した感想はいかがでしたか?
また、今後、何か作りたいものなどはありますか?

絵本ができ上がったときは、本当に感動しました。「やっぱりプロの仕事だな」と思わせてくれる、素晴らしい仕上がりでした。印刷も製本も、技術の高さを強く感じましたね。
今後は、カレンダーやトールペイントの教材、それから「スノーマンプリンス」の第2弾も構想中です。また、現在進行中の長編ストーリーや、塗り絵などにも挑戦してみたいと考えています。

やわらかい絵本のイラストと同じように、沼上さんの語り口もやさしく、ユーモアにあふれていて、
お話を聞いていると、こちらまでほっこりと温かい気持ちになります。
けれど、その絵本に込められたテーマは意外にも深く、思わず考えさせられました。
沼上さん、素敵なお話をありがとうございました。

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