オリジナル絵本 インタビュー
『ひとつの森』
/ 絵本と歌詞とインタビューからなる、 /
音楽の世界観をより深く伝えるためのハードカバー本。
奄美群島の沖永良部島在住のミュージシャン・ハシケンさんが、音楽の世界観をより深く伝えるために制作した本で、CD『ひとつ』の「完全版」に含まれるアイテムとして販売されています。最初は曲の歌詞とロングインタビューのみを掲載する予定でしたが、自ら書き下ろし、絵も描いた『ひとつの森』が加わり、めざしていた「絵本のようなハードカバー本」に近づきました。ハシケンさんご本人に、この本に対する思いなど、いろいろなお話をうかがいました。
これまでもCDは作ってきましたが、作品をより深く堪能してもらうために、
何かもっと作品の背景や世界観を伝える方法はないのかなと
ずっと模索していたんです。
ハシケンさんは、ふだんどのような活動をされているのですか。
基本的には音楽を制作しています。自分で演奏して歌って、作詞作曲やアレンジもします。演奏は自分一人でもやりますし、バンドみたいなかたちでも行っています。ふだんはライヴ演奏が多く、現在居住している奄美群島の沖永良部島から、いわゆる本土に行って、ライヴとかツアーをやっているのが現状ですね。コロナ禍でしばらくライヴに出ることはできなかったのですが、ここ最近はいろいろと復活してきて、ライヴをやれるようになってきています。
今回の本、『ひとつの森』を作ろうと思ったきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
この『ひとつの森』を作る前に、2021年に発売した『ひとつ』という自分の音楽アルバムがありました。これまでもCDは作ってきましたが、作品をより深く堪能してもらうために、何かもっと作品の背景や世界観を伝える方法はないのかなとずっと模索していたんです。そのなかで、絵本のようなもの、それに文章を組み合わせたようなものを一つの作品として発表できないかというアイデアが生まれ、今回のアルバムで実現しようと考えました。それをCD付きの『ひとつ・完全版』と、CDを先に購入した方が後追いで買えるようにCDを抜いた『ひとつ・ほぼ完全版』のなかに収め、いろいろなアイテムとセットというかたちで販売することに決めました。
『ひとつ・完全版』『ひとつ・ほぼ完全版』の共通のセット内容はどのようなものですか。
アルバム『ひとつ』のアナログレコードと、私が1枚ずつ描いたポストカード、あとレコーディングした際にスタジオで撮った未公開映像を収録したDVD、それとこの本『ひとつの森』です。『ひとつの森』は当初もっと薄い本を想定していたのですが、収録曲の歌詞と、私の知人で雑誌の編集などをしている方にインタビューしていただいた2万字を超える記事、そして今回のために書き下ろした物語を大きく3部構成にしたことでページ数が増えてしまいました。せっかく本を作るのであれば、本当の絵本みたいなかたちにできないかと考えていましたし、ある意味、重みのあるものを作りたいと思っていたときに、だんだんこの内容が固まってきたので、ハードカバーで制作することにしました。
本の内容として歌詞とインタビューのほかに、どうして物語まで入れようと思ったのですか。
説明するのが難しいのですけれど、「このなかにこういうアイデアが入れられる!」と思いつくと、それを現実化したくなるんです。音楽をやるときにも、「これに対してこういうものを組み合わせたら、おもしろいのでは?」ということが、自分の表現の源にあるような気がします。今回、自分で物語を書き下ろすとは思っていなかったのですが、物語を書いたほうが、より絵本のようなものになると感じました。
では、最初にこの本を作ろうと思ったときには、物語を書くつもりはなかったのですね。
どちらかというと、自分で描いた絵を入れるイメージのほうが強かったです。最初はいろいろな絵を散りばめることで絵本のようなものが成り立つと思ったのですが、途中から、これは物語を書き下ろすべきだと変わっていきました。これによって、自分のなかで「絵本のようなハードカバー本」というかたちへの整合性を持たせたかったんです。また、このぐらいのボリュームがあることで、これを私の作品として受け取った人が、満足感や充足感を得られるのではないかと思いました。
曲の背景を伝えるアイテムとして、どうして絵本のようなハードカバーの本がいいと思われたのでしょうか。
これもうまく説明できないのですけど、何しろ本というものを作ってみたいという思いが、多分ずっとありました。本屋さんに行って絵本のコーナーなどを見ると、外国の本などにはすごくキレイなものもあったりして。こういうのを自分の表現に投影できないかなと、音楽をやるようになってから考えていたので、自分の中でいろいろなタイミングが合って、今回になったのではないかと思います。
ハードカバーにしたことで、本を飾るという楽しみもできたので、ファンにとってはうれしさが増しますね。
これは大きいですね。アナログレコードのジャケットを作るときもそうですが、ハードカバー本も部屋に飾ったときにどのように見えるかを意識しています。あと、本を手で持ったときに、子どもでも負担にならないような大きさにしたい気持ちがありました。バッグにスッと入れられて、電車のなかでも読める大きさがよいと思い、縦長ではなく正方形にしています。これに関しては、モデルになった真四角な絵本があって、実際、ガップリ!さんに打ち合わせに行ったときに持って行きました。
絵本に書かれた、とても単純明快でシンプルな言葉のなかにある、
「絵と補完し合って伝える」というバランス感覚は、
今、自分の歌を作るときの発想の源になっています。
物語に関しては、何かテーマや伝えたいことなどがあったのでしょうか。
この物語は、音楽アルバム『ひとつ』のなかの『光の速さで会いにきて』という曲を物語にしたいという気持ちが作らせたものです。この物語の最後に、蝶に生まれ変わるという場面がありますが、これは私が今住んでいる沖永良部島のある奄美や、沖縄に伝わっている話がもとになっています。亡くなった人が蝶になって会いに来るというのは、私も実体験としてあるのですが、それを寓話的に書けないかと思ったのがきっかけです。登場人物がちゃんといて、会話をしているかたちにできたらいいなと思っていたら、意外と書けました(笑)。私は最初の大枠を作るのは意外と早いんですけど、そこから自分の思うところにキレイに整えていく作業がすごく好きなので、ちょっとした言葉遣いや行間、ページの区切り、あと挿絵をどこに入れたら自分の思っている展開になるかとか、そういうことに時間をかけましたね。
亡くなった方が蝶になって会いに来るというのは素敵ですね。絵のほうはふだんよく描いていらっしゃるのですか。
適当な絵はよく遊びで描いていたんですけど、深く勉強したことはなかったので、今回この本のために改めて水彩画とかデッサンを独学で勉強したんです。YouTubeとか動画も見まくって、自分に描けるのはどういう絵なのか、いろいろ描いて研究しました。最後のページの加計呂麻島の絵も、デッサンで10枚ぐらいは同じような絵を描いて、これだったら載せてもいいというものを選んでいます。にじみの絵に関しては、即効性というかアドリブ性というか、にじむ感覚ってそのときどきで違うので、その瞬間いいなと思ったものを、どんどん写真で撮りました。にじみが進んでしまうと絵の感じも変わってしまうから、そのポイントを捉えて撮影し、そのなかから選んで挿絵的に本に入れました。
表紙にタイトルがないのは、ちょっと珍しいなと思ったのですが。
これも感覚的な話になってしまうんですけど、いちおう背表紙にはタイトルが入っているので、あえて表紙には文字は入れず、ある意味「無」というか、ただ人が二人いるような、これってなんだろうと思ってもらえたら、それでいいなと思いました。そこに、はっきりとした人物や文字がないほうが、森の入り口みたいになるのかなと。実際の森も、別にここから森ですよって看板はないわけで、森の入り口に看板は必要ないだろうなと感じたことも理由にあります。
絵本は以前からいろいろとご覧になっていらっしゃったんですよね。
そうですね。若かったとき、東京で音楽をやりながらアルバイトをしていたころに、青山周辺で働いたことがあって、当時、近くにあった「クレヨンハウス」という絵本の店に行って、勉強のために絵本を見たりしていました。絵本に書かれた、とても単純明快でシンプルな言葉のなかにある、「絵と補完し合って伝える」というバランス感覚は、今、自分の歌を作るときの発想の源になっています。絵本のそういったところから学んだと感じますね。
今回、この本を制作するにあたり、仕様などでこだわったことはありますか。
先ほどもお話したように、やはり、一番のこだわりは本の大きさですね。形は真四角のほうが単純にかわいいし、あとは出かけるときに持っていくバッグにスッと入れられることとか、自分の家に置いて見るだけではなく、持ち歩くのが苦にならない大きさをずっと考えていました。また、部屋があまり広くない場合は、本が大きすぎないほうが飾るのにいいだろうと、漠然と考えていました。でも、文庫本みたいなサイズだと、今度は字が小さすぎるので、文字が見やすく、かつ大きすぎない程度に落ち着きましたね。
本づくり全体をとおして、とくに難しかった点や悩んだ点はありますか。
何が一番苦労したかというと、絵や物語だけでなく、すべて自分で決めて作業も行ったので、もし何かあった場合に全部自分に責任が降りかかってくるという、そういう重圧にどれだけ耐えられるかというところでした。ですので、印刷、製本する段階では、苦労みたいなものはなかったです。印刷前のサンプルを見たときに、ページの中にちょっと黒い点みたいなものはあったのですが、電話などでやり取りしてその原因も調べていただけました。こちらが問い合わせたことに対し、本当にていねいに、柔軟に対応していただけたので、そういった点では不安感はありませんでしたね。
絵本の制作をネットで検索すると、
どういう調べ方をしてもガップリ!さんが出てくる。
ホント、嘘みたいに出てきて、これはもう
避けては通れないところに御社はいるのだろうなと(笑)。
この本が完成したときの感想はいかがでしたでしょうか。
「これが作りたかったものだ!」と思いました。綴じられていない状態のものから何回か見ていて、見本的なものから徐々にかたちになっていき、これがよく書店に並んでいるようなハードカバーの本になるんだろうなと予想はできていたので、予想どおりに仕上がった実物を見て「やっぱりそうなったな」ってうれしかったですね。本当にとってもうれしかったです。
この本を収録した『ひとつ・完全版』と『ひとつ・ほぼ完全版』はどのようなかたちで販売されているのでしょうか。また、作品を手にした方からの、本に対しての感想は何かお聞きになっていらっしゃいますか。
『ひとつ・完全版』『ひとつ・ほぼ完全版』は「ハシケン公式SHOP」というオンラインショップで販売しています。感想は直接ではなく、SNSにひとりの方がこの本のことに触れていたのですが、私が最初にCDを出してからこのハードカバー本をお届けするまでに1年かかっているんですね。その1年間、よく気持ちやテンションを維持し、ここまでのものに仕上げたな、というような感想が書かれていました。自分もまさか1年かかるとは思わなかったのですが、本当にやりきったので、感想を書いた方も、とても充実感を得られているようでした。
今回の本を使用したライヴやイベントなどは、何か予定されているのでしょうか。
どのライヴでも『ひとつ』完全版の1アイテムとして『ひとつの森』を物販コーナーに並べていて、見本を手にとっていただけるので、ぜひライヴにいらしていただき、まずは気軽に見ていただきたいです。
「ガップリ!の絵本」を見つけた経緯を教えていただけますか。
絵本の制作をネットで検索すると、どういう調べ方をしてもガップリ!さんが出てくる。ホント、嘘みたいに出てきて、これはもう避けては通れないところに御社はいるのだろうなと(笑)。自費出版をやりたい方向けの他社サイトも見たんですけど、システムがわかりにくかったんですよね。その点、ガップリ!さんは、例えば料金シミュレーションもそうですし、見本帳などのサンプルも申し込めばすぐに届いて、本を作りたいと思っている人が知りたがっていることに関して本当にわかりやすかったです。それが、製作をお願いする決め手となりましたね。サンプルも参考になりますし、それによってイメージもふくらみます。あと、実際に打ち合わせしたときも、ていねいに対応していただき、とてもありがたかったです。
最後にこの「ガップリ!の絵本」の感想を一言いただけますか。
絵本を作りたい方は、ぜひこちらで作ったほうがいいと思います。オススメします(笑)。
ハシケン公式WEB
https://hasiken.com
ハシケン公式SHOP
https://hasikenshop.base.ec
この本を読みながら『ひとつ』のCDを聴けば、本当に深く曲中に入れそうですね。
素敵なお話、ありがとうございました。
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ずっと模索していたんです。
ハシケンさんは、ふだんどのような活動をされているのですか。
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今回の本、『ひとつの森』を作ろうと思ったきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
この『ひとつの森』を作る前に、2021年に発売した『ひとつ』という自分の音楽アルバムがありました。これまでもCDは作ってきましたが、作品をより深く堪能してもらうために、何かもっと作品の背景や世界観を伝える方法はないのかなとずっと模索していたんです。そのなかで、絵本のようなもの、それに文章を組み合わせたようなものを一つの作品として発表できないかというアイデアが生まれ、今回のアルバムで実現しようと考えました。それをCD付きの『ひとつ・完全版』と、CDを先に購入した方が後追いで買えるようにCDを抜いた『ひとつ・ほぼ完全版』のなかに収め、いろいろなアイテムとセットというかたちで販売することに決めました。
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本の内容として歌詞とインタビューのほかに、どうして物語まで入れようと思ったのですか。
説明するのが難しいのですけれど、「このなかにこういうアイデアが入れられる!」と思いつくと、それを現実化したくなるんです。音楽をやるときにも、「これに対してこういうものを組み合わせたら、おもしろいのでは?」ということが、自分の表現の源にあるような気がします。今回、自分で物語を書き下ろすとは思っていなかったのですが、物語を書いたほうが、より絵本のようなものになると感じました。
では、最初にこの本を作ろうと思ったときには、物語を書くつもりはなかったのですね。
どちらかというと、自分で描いた絵を入れるイメージのほうが強かったです。最初はいろいろな絵を散りばめることで絵本のようなものが成り立つと思ったのですが、途中から、これは物語を書き下ろすべきだと変わっていきました。これによって、自分のなかで「絵本のようなハードカバー本」というかたちへの整合性を持たせたかったんです。また、このぐらいのボリュームがあることで、これを私の作品として受け取った人が、満足感や充足感を得られるのではないかと思いました。
曲の背景を伝えるアイテムとして、どうして絵本のようなハードカバーの本がいいと思われたのでしょうか。
これもうまく説明できないのですけど、何しろ本というものを作ってみたいという思いが、多分ずっとありました。本屋さんに行って絵本のコーナーなどを見ると、外国の本などにはすごくキレイなものもあったりして。こういうのを自分の表現に投影できないかなと、音楽をやるようになってから考えていたので、自分の中でいろいろなタイミングが合って、今回になったのではないかと思います。
ハードカバーにしたことで、本を飾るという楽しみもできたので、ファンにとってはうれしさが増しますね。
これは大きいですね。アナログレコードのジャケットを作るときもそうですが、ハードカバー本も部屋に飾ったときにどのように見えるかを意識しています。あと、本を手で持ったときに、子どもでも負担にならないような大きさにしたい気持ちがありました。バッグにスッと入れられて、電車のなかでも読める大きさがよいと思い、縦長ではなく正方形にしています。これに関しては、モデルになった真四角な絵本があって、実際、ガップリ!さんに打ち合わせに行ったときに持って行きました。
絵本に書かれた、とても単純明快でシンプルな言葉のなかにある、
「絵と補完し合って伝える」というバランス感覚は、
今、自分の歌を作るときの発想の源になっています。
物語に関しては、何かテーマや伝えたいことなどがあったのでしょうか。
この物語は、音楽アルバム『ひとつ』のなかの『光の速さで会いにきて』という曲を物語にしたいという気持ちが作らせたものです。この物語の最後に、蝶に生まれ変わるという場面がありますが、これは私が今住んでいる沖永良部島のある奄美や、沖縄に伝わっている話がもとになっています。亡くなった人が蝶になって会いに来るというのは、私も実体験としてあるのですが、それを寓話的に書けないかと思ったのがきっかけです。登場人物がちゃんといて、会話をしているかたちにできたらいいなと思っていたら、意外と書けました(笑)。私は最初の大枠を作るのは意外と早いんですけど、そこから自分の思うところにキレイに整えていく作業がすごく好きなので、ちょっとした言葉遣いや行間、ページの区切り、あと挿絵をどこに入れたら自分の思っている展開になるかとか、そういうことに時間をかけましたね。
亡くなった方が蝶になって会いに来るというのは素敵ですね。絵のほうはふだんよく描いていらっしゃるのですか。
適当な絵はよく遊びで描いていたんですけど、深く勉強したことはなかったので、今回この本のために改めて水彩画とかデッサンを独学で勉強したんです。YouTubeとか動画も見まくって、自分に描けるのはどういう絵なのか、いろいろ描いて研究しました。最後のページの加計呂麻島の絵も、デッサンで10枚ぐらいは同じような絵を描いて、これだったら載せてもいいというものを選んでいます。にじみの絵に関しては、即効性というかアドリブ性というか、にじむ感覚ってそのときどきで違うので、その瞬間いいなと思ったものを、どんどん写真で撮りました。にじみが進んでしまうと絵の感じも変わってしまうから、そのポイントを捉えて撮影し、そのなかから選んで挿絵的に本に入れました。
表紙にタイトルがないのは、ちょっと珍しいなと思ったのですが。
これも感覚的な話になってしまうんですけど、いちおう背表紙にはタイトルが入っているので、あえて表紙には文字は入れず、ある意味「無」というか、ただ人が二人いるような、これってなんだろうと思ってもらえたら、それでいいなと思いました。そこに、はっきりとした人物や文字がないほうが、森の入り口みたいになるのかなと。実際の森も、別にここから森ですよって看板はないわけで、森の入り口に看板は必要ないだろうなと感じたことも理由にあります。
絵本は以前からいろいろとご覧になっていらっしゃったんですよね。
そうですね。若かったとき、東京で音楽をやりながらアルバイトをしていたころに、青山周辺で働いたことがあって、当時、近くにあった「クレヨンハウス」という絵本の店に行って、勉強のために絵本を見たりしていました。絵本に書かれた、とても単純明快でシンプルな言葉のなかにある、「絵と補完し合って伝える」というバランス感覚は、今、自分の歌を作るときの発想の源になっています。絵本のそういったところから学んだと感じますね。
今回、この本を制作するにあたり、仕様などでこだわったことはありますか。
先ほどもお話したように、やはり、一番のこだわりは本の大きさですね。形は真四角のほうが単純にかわいいし、あとは出かけるときに持っていくバッグにスッと入れられることとか、自分の家に置いて見るだけではなく、持ち歩くのが苦にならない大きさをずっと考えていました。また、部屋があまり広くない場合は、本が大きすぎないほうが飾るのにいいだろうと、漠然と考えていました。でも、文庫本みたいなサイズだと、今度は字が小さすぎるので、文字が見やすく、かつ大きすぎない程度に落ち着きましたね。
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ハシケン公式WEB | https://hasiken.com |
ハシケン公式SHOP | https://hasikenshop.base.ec |
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素敵なお話、ありがとうございました。
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