オリジナル絵本 インタビュー
『かぞくです』
/ にじいろの鳥がめぐる6つのファミリーをとおして、 /
多様な家族がいることを子どもたちに伝える乳幼児向け絵本。
絵本に登場する多くの家族が、お母さん・お父さん・子どもの典型的な家族であることに疑問を感じたふたりママの鈴木まど佳(まどぅー)さんと、同性カップルの弓﨑也美(なるちゃん)さん・Jennifer Martin(ジェニー)さんが作った絵本です。「多様な家族がいることを子どもたちに伝えたい」との想いで作られたこの絵本は、実在する6家族をモデルに、さまざまな家族の形を描きます。絵本の制作秘話をまどぅーさん、ジェニーさんにオンラインでインタビューし、当日、参加できなかった也美さんにはアンケートにお答えいただきました。
子どもたちは典型的な家族だけが幸せなのだと絵本に学びます。
その状況が苦しくて「どうすればいいんだろう」と悩んでいました。
まずお名前ですが、愛称のまどぅーさんとジェニーさんでお呼びしますね。それでは、お二人の簡単な自己紹介をお願いできますでしょうか。
私はカナダで同性パートナーと住んでいまして、子どももおり家族で暮らしています。ヒップホップのダンスを教える一方、保育園にも勤務していて、子どもたちと関わったり、ブログをとおしてLGBTQ+について発信したりしています。
私はもう一人の著者のなるちゃんとカップルで、結婚式を挙げました。ただ、法律上では結婚できないので、法律婚の実現を待っている状態です。今は、SNSをとおして二人の生活を発信したり、YouTubeでLGBTQ+って何だろうといったことを発信したりしています。あとは個人的に英語を教えています。
みなさんは、どのようなかたちでお知り合いになられたのですか。
Clubhouseというアプリが流行っていた当時、それを使ってみんなでおしゃべりしていたら、まどぅーから突然電話をもらったんです。Twitterでお互いフォローはしていましたが直接話をしたことはなくて、しかも、まどぅーは自分のなかで有名人だったので、とてもびっくりしました。でもそこから仲良くなって、Clubhouseでよく話すようになったある日、会話に絵本の話が出たんです。それで、ちょうどそのころパートナーのなるちゃんが、日本には多様性の絵本があまりないから、だったら私たちで作ろう!と夢みたいなことを言っていたのを思い出して話してみたら、まどぅーが共感してくれて一緒に絵本を作ろうということになったんです。
「多様な家族がいることを子どもたちに伝えたい」という想いが、絵本を作るきっかけになったとあとがきにも書いてありましたね。そのような想いはどうして生まれたのでしょうか。
私たちはふたりママとして子育てする過程において、周りの方から必ず父親のいる家族を想像され、私たち家族はいない存在にされてきました。絵本を読んでもお母さん・お父さん・子どもという家族ばかりが描かれていますし、それが悪いわけではないのですが、子どもたちは典型的な家族だけが幸せなのだと絵本に学びます。その状況が苦しくて「どうすればいいんだろう」と悩んでいましたが、ジェニーの話を聞いて目からうろこが落ちました。それで、お二人と絵本を作ることになって、私たちの絵本で日本の社会を変えられる、子どもたちに多様な家族がいることを伝えられると思いました。
私は自分が女性を好きなのだと自覚した時に、まず隠さなきゃと思ったんです。なぜそう思ったのかというと、小説や映画、何を見ても女性が好きな女性が幸せになるというロールモデルがなかったからで、これは良くないことだと感じ自分を抑えてしまいました。そのような経験から、次の世代には同じ思いをしてほしくないと思ったのが個人的な理由としてあります。それで、本当に存在する多様な家族が広く認知されれば、誰もがあるがままを受け止められるようになるかもしれないし、小さなころからそういったことを伝える必要があると思いました。あと、親戚でも大人が子どもに「女の子だから」と声をかけているのを見て、親世代の意識が引き継がれていってしまうのだと気づきました。その点でも、親と子の両方の世代に同時に届けられる絵本はいいなと思いました。
日本に関わりのある実在の家族をモデルにし、絵本を国内で作ることで、
多様性を海外の話としてではなく、
もっと身近に感じてもらいたいという想いがありました。
イラストを描かれているAKITOさんとはどのようなお知り合いなのでしょうか。
絵のほうはLancers(ランサーズ)というサイトでコンペ形式で募集をかけました。内容と構成が決まった段階で絵を描いてくださる方を募集しますと出して、確か2、30人の方に集まっていただいたと思います。そのなかで、AKITOさんが一番熱い想いを書いて応募してくださって、私たちと合いそうだなと感じて制作をお願いしました。
絵のテイストもファンタジー過ぎずリアル過ぎず、実在している家族をモデルにしているので、デフォルメがちょうどいいんですよね。本当に探していたラインでした。
でも、まさかのスイス在住の方で、打ち合わせがスイス・日本・カナダの3カ国になってしまったんです。時差があって大変でしたが頑張りました(笑)。
絵本に登場する実在の6家族の方たちは、どうしてモデルにしようと思われたのですか。
日本に関わりのある実在の家族をモデルにし、絵本を国内で作ることで、多様性を海外の話としてではなく、もっと身近に感じてもらいたいという想いがありました。最後のあとがきのページには、みなさんの写真とプロフィールを載せているのですが、こういう人たちが周りに本当にいるんだということを、わかりやすく伝えたかったんです。
こちらの絵本はクラウドファンディングで資金を募って制作されたそうですね。
出版方法は悩みましたが、結果、自費出版をすることにしました。ですが、パッションだけで進めていたので先立つものが何もなくて(笑)。それで共感してくださる方にご支援いただけたらうれしいなと思ってクラウドファンディングを行ったんです。はじめは100冊印刷する額を目標にしていましたが、それを4日で達成してしまい、セカンドゴールの500冊も達成することができました。しかも、最終的に計算したら1,000冊作れることかわかり、本当に大成功でした!
本来は私たちがありがとうを言う側なのに、支援者の方の応援コメントに「こういった絵本を作ってくれてありがとう」という声がたくさん届いたのがうれしかったです。クラウドファンディングの支援の仕方がわからなくてできなかったけど、絵本を購入したいという方もいて、甥っ子さんがオーストラリアで同性婚をされている72歳の方は、絵本を近くのフリースクールなどに寄贈したいと仰っていました。
「ガップリ!の絵本」を選んでいただいた理由は何だったのでしょうか。
最初の予定では100冊だったため、少部数印刷ができる会社を探しました。だけど少部数の印刷だとあまり対応してくれるところがないし、料金も高いんですよね。それで、いろいろ探した結果「ガップリ!の絵本」さんが一番リーズナブルで、サポートもしっかりしてくれそうだったので製作をお願いしました。
もともとハードカバーにしたいという想いがあり、その点でも「ガップリ!の絵本」さんはいいかなと思いました。特に今回はクラウドファンディングのリターンにしていたので、支援者の方が届いてよろこぶような絵本ってどんな絵本なのかとみんなで考えた時に、やっぱりハードカバーの絵本がいいよねってなったんです。
一応ペーパーバックも予算的に考えてはいたのですが、やはり子どもたちが手にする絵本だから、しっかりしたものにしたいと思いました。
地球はつながっている、太陽も同じように輝いていて、
みんな同じ空の下に住んでいるというメッセージがあります。
構成と文は3人で考えられたとのことですが、作業はどのように進められたのでしょうか。
ZoomやLINE電話などで話し合いながらです。なるちゃんが絵コンテを描いてくれて、それをもとに固めていきました。AKITOさんにはなるちゃんが描いた絵コンテとモデル家族の写真をお渡しして、あとは自由に描いてくださいと依頼しました。
絵本を作るのがはじめてということもあり、文のほうは勉強のために持っていた絵本を読み返してみました。そうしたら文章は短いけれどキャッチーな言葉の繰り返しや、オノマトペが使われている絵本がとても多いことに気づいたんです。なので、この絵本もそこを意識して文を作りました。それと、子どもの語彙が少なくても「赤いものを取って」とか「この黄色いのが欲しい」とか、色で会話ができるようになれば伝えられることも増えると聞いたので、羽の色を文中にも入れました。羽が落ちる身体の部位に関しても、ぶつけたりした時にどこが痛いと言えるよう、名前を覚えてもらいたくて入れています。
レインボーフラッグ(LGBTの尊厳と社会運動を象徴する6色の旗)を意識して6家族6色の羽にしていますが、6色にはそれぞれ意味があって、その意味に合うような絵にしています。例えば「生命」の赤色の羽のページでは森にたくさんの動物がいたり、「癒し」のオレンジ色の羽のページでは観葉植物が飾られた部屋で赤ちゃんにミルクをあげていたりと、羽の色の意味がキーワードになるように作っています。フラッグはもともと8色で大量生産されていく過程で6色になったのですが、8色の旗にあった「セクシャリティ」を意味するピンク色をどうしても入れたくて、一枚目の朝焼けの色をピンク色にしました。
最後のページの前の探し絵ページではAKITOさんにお願いして、てんとう虫も描き足してもらいました。子どもって虫や花など大人が見過ごしがちな小さいものによく気づくんです。絵本でもそういう小さなものを探して見つけるということをしてほしくて探し絵を入れました。
シーンごとに太陽の位置を左から右に移動させ、一冊をとおして太陽が昇り沈むまでを描くというアイデアはとても面白いと思いました。これには何かメッセージがあるのでしょうか。
全部とおして繋がっているようにって、なるちゃんのアイデアだったと思います。これは大きなメッセージで、多様な家族というのはこの絵本を読んでいるあなたたちと違うものではなく、一緒にいる、すぐ隣にいる人だよということを伝えたくて、普遍的なことを描きました。世界中どこでも太陽は昇って沈むものなので。
6家族それぞれ違う場所に住んでいるけれども、当たり前に一日を過ごしていることを表現しました。表紙の絵も地球をイメージしていて、パッと見ただけでは伝わりにくいのですが、地球はつながっている、太陽も同じように輝いていて、みんな同じ空の下に住んでいるというメッセージがあります。
太陽に関してはとても細かいところですが、最後のページで夕日を顔の正面から当てたいというこだわりがありました。ですが、太陽が左から昇って右に沈むと、最後は太陽が右端にきて顔の正面から夕日が当たりません。それで、物理的に矛盾があってはいけないと考えて、太陽が沈んだ土手の裏側に回ったから夕日が正面から当たっているという設定にしました。AKITOさんは、それをわかりやすく伝えるために子どもたちが土手を駆け下りている描写を入れてくれて、それを見た時「もう天才!」って思いました(笑)。
よく見ると、白い鳥と、黒い鳥と、にじいろの鳥が家族というのも意味深いですね。
鳥の家族も多様な家族がいいよねと話し合ったんです。パッと見では黒い鳥がお父さん、白い鳥がお母さんと思われるかもしれないけれど、黒い鳥がお母さんかもしれないし、両方お父さんかもしれない、にじいろの鳥が養子や里子ということだって考えられます。読む方がいろんな想像ができたらいいなと思います。
服に関しても刷り込みしたくないという想いがあったので、男性は青とか女性は赤とか、そういったものがないようにしました。まどぅーから聞いた話で覚えているのですが、1歳でも周りの声は聞こえていて、男の子とか女の子とかの刷り込みはすでに始まっているそうなんです。だから、今回の絵本は0歳から3歳の幼児向けに作っています。
子どもたちは、男の子には青い服、女の子にはピンクの服をプレゼントされることがあります。また、「将来、どんな人と結婚したい?」と幼いころから結婚前提の質問をされたりもします。本当に些細なことなのですが小さなころからの刷り込みってあるんです。髪の短い子がスカートをはいてもいいし、髪の長い子がズボンをはいてもいい、髪の長さで性別を判断するということもまた違いますよね。幼児向けではありますが、ジェンダーバイアスを取り除けたらいいなと思い、この絵本で表現しました。
小さな活動ながら必要な人に届いているんだと実感でき、
とてもうれしかったです。
完成した絵本は、なるみさんとジェニーさんのお住まいにお届けしましたが、箱を開ける瞬間は、まどぅーさんとオンラインで共有されたのですか。
私たち3人だけではなく、クラウドファンディングを手伝ってくれた6名の方にもお見せしたくて、チャットルームで共有しました。みんなめっちゃよろこんでいましたよ。箱を開いて絵本を手にした瞬間は「絵本になっている!」って感動しました。私の名前が載っているし、絵本作家になったって言っていいのかなとか(笑)。ハードカバーはやはりしっかりしていて、選んで良かったなと思いました。色は多少変わってしまうと聞いていたのですが、ピンクの空がより良くなっていて、それもうれしかったです。
カナダにも数冊送ってもらいました。自分たちの伝えたいことが表現されていて、本当に絵本になっている、形になったということがとてもうれしかったです。
みんなで頑張って作ってきたものが形になり、素直にとてもうれしかったです。また、実際に物があることで、周りに自分の活動や伝えたいこと、メッセージが伝わりやすくなったと思います。
絵本はクラウドファンディングのリターン以外には、どのように活用されているのですか。
返礼品のほかにも、施設へ寄贈したりして活用しています。
現在は、私のブログ経由(https://madokasuzuki.com/kazokudesu/)で販売しています。茨城県にあるTSUTAYA常総インターチェンジ店でも販売させていただいています。このTSUTAYAさんは子どもの遊び場が充実している素晴らしい施設で、ぜひ多くの方に訪れていただきたいなと思っています。
東京プライドパレードでにじいろかぞくさんのブースで限定販売しました。また、日本のAmazonにお話しをして置いていただこうとも思っています。
絵本を読まれた方や、実際にモデルになった方たちからの反響はいかがでしたでしょうか。
知り合いからは「やさしくて温かい」「明るくて色がきれい」といった感想が多かったです。あと「口に出して読みやすい」とか、文字が大きいので「おじいちゃんおばあちゃんでも読める」という声もいただきました。私がうれしかったのは、今妊娠中の友だちから「赤ちゃんのファーストブックにしたよ」と言われた時で、すごく感動しました。
いっぱいありますが、一部を紹介すると「登場する家族、絵と内容、総合的にも申し分ない絵本に仕上がっています」とか、「この絵本に出会った子どもや大人の感性に響くと思います。そしてこの絵本が種まきをして、世界中の差別や偏見がなくなることを願っています」という声、「社会が変化する」「多様性を子どもたちに伝えられる」「いろいろな家族の形がみんなに伝わっていきますように」などの感想をいただいています。うちの子どもたちは、自分たちが絵本に出ているのがわかるみたいで、これがママとマミーでとか、飼っている犬の名前なども言っていましたし、探し絵にもすぐ気づきました(笑)。
「このような絵本を作ってくださりありがとうございます」とメッセージをもらったのが印象的でした。小さな活動ながら必要な人に届いているんだと実感でき、とてもうれしかったです。
今後の活動もうかがいたいのですが、この絵本で何か企画されていることはございますか。
働いているカナダの日本語保育園では「ファミリーデー」という祝日に合わせて、家族の多様性を伝えられるイベントを実際に行いました。絵本「かぞくです」を子どもたちと読んだり、絵本に関連した子ども向けのアクティビティなども準備しました。帰国した際には日本でもイベントを開きたいなと思っています。
関連リンク:https://madokasuzuki.com/familiydaycanada/
まどぅーが帰国したら3人で何かイベントをやりたいです。それと絵本の読み聞かせ動画を作って配信したいと思っています。ゆっくりですが広げていきたいですね。
最後に「ガップリ!の絵本」をご利用いただいた感想をうかがえますか。
おもにやり取りをしていたのが私なので代表すると、すっごくやさしくしていただいてありがとうございます、というのが一番にあります。データの入稿とか何回か間違えたのに快く修正してくださいましたし、スピーディーに対応してくださったのもうれしかったです。
この絵本が多くの子どもたちに読まれ、将来、日本も多様性を自然に受け入れられるような社会になるといいですね。
お話ありがとうございました!
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オリジナル絵本 無料サンプルプレゼント中!
ガップリ!の絵本では、初めて絵本を作成する方でも安心してご注文いただけるよう、オリジナル絵本の無料サンプルをプレゼントしています!
多様な家族がいることを子どもたちに伝える乳幼児向け絵本。
絵本に登場する多くの家族が、お母さん・お父さん・子どもの典型的な家族であることに疑問を感じたふたりママの鈴木まど佳(まどぅー)さんと、同性カップルの弓﨑也美(なるちゃん)さん・Jennifer Martin(ジェニー)さんが作った絵本です。「多様な家族がいることを子どもたちに伝えたい」との想いで作られたこの絵本は、実在する6家族をモデルに、さまざまな家族の形を描きます。絵本の制作秘話をまどぅーさん、ジェニーさんにオンラインでインタビューし、当日、参加できなかった也美さんにはアンケートにお答えいただきました。
子どもたちは典型的な家族だけが幸せなのだと絵本に学びます。
その状況が苦しくて「どうすればいいんだろう」と悩んでいました。
まずお名前ですが、愛称のまどぅーさんとジェニーさんでお呼びしますね。それでは、お二人の簡単な自己紹介をお願いできますでしょうか。
私はカナダで同性パートナーと住んでいまして、子どももおり家族で暮らしています。ヒップホップのダンスを教える一方、保育園にも勤務していて、子どもたちと関わったり、ブログをとおしてLGBTQ+について発信したりしています。
私はもう一人の著者のなるちゃんとカップルで、結婚式を挙げました。ただ、法律上では結婚できないので、法律婚の実現を待っている状態です。今は、SNSをとおして二人の生活を発信したり、YouTubeでLGBTQ+って何だろうといったことを発信したりしています。あとは個人的に英語を教えています。
みなさんは、どのようなかたちでお知り合いになられたのですか。
Clubhouseというアプリが流行っていた当時、それを使ってみんなでおしゃべりしていたら、まどぅーから突然電話をもらったんです。Twitterでお互いフォローはしていましたが直接話をしたことはなくて、しかも、まどぅーは自分のなかで有名人だったので、とてもびっくりしました。でもそこから仲良くなって、Clubhouseでよく話すようになったある日、会話に絵本の話が出たんです。それで、ちょうどそのころパートナーのなるちゃんが、日本には多様性の絵本があまりないから、だったら私たちで作ろう!と夢みたいなことを言っていたのを思い出して話してみたら、まどぅーが共感してくれて一緒に絵本を作ろうということになったんです。
「多様な家族がいることを子どもたちに伝えたい」という想いが、絵本を作るきっかけになったとあとがきにも書いてありましたね。そのような想いはどうして生まれたのでしょうか。
私たちはふたりママとして子育てする過程において、周りの方から必ず父親のいる家族を想像され、私たち家族はいない存在にされてきました。絵本を読んでもお母さん・お父さん・子どもという家族ばかりが描かれていますし、それが悪いわけではないのですが、子どもたちは典型的な家族だけが幸せなのだと絵本に学びます。その状況が苦しくて「どうすればいいんだろう」と悩んでいましたが、ジェニーの話を聞いて目からうろこが落ちました。それで、お二人と絵本を作ることになって、私たちの絵本で日本の社会を変えられる、子どもたちに多様な家族がいることを伝えられると思いました。
私は自分が女性を好きなのだと自覚した時に、まず隠さなきゃと思ったんです。なぜそう思ったのかというと、小説や映画、何を見ても女性が好きな女性が幸せになるというロールモデルがなかったからで、これは良くないことだと感じ自分を抑えてしまいました。そのような経験から、次の世代には同じ思いをしてほしくないと思ったのが個人的な理由としてあります。それで、本当に存在する多様な家族が広く認知されれば、誰もがあるがままを受け止められるようになるかもしれないし、小さなころからそういったことを伝える必要があると思いました。あと、親戚でも大人が子どもに「女の子だから」と声をかけているのを見て、親世代の意識が引き継がれていってしまうのだと気づきました。その点でも、親と子の両方の世代に同時に届けられる絵本はいいなと思いました。
日本に関わりのある実在の家族をモデルにし、絵本を国内で作ることで、
多様性を海外の話としてではなく、
もっと身近に感じてもらいたいという想いがありました。
イラストを描かれているAKITOさんとはどのようなお知り合いなのでしょうか。
絵のほうはLancers(ランサーズ)というサイトでコンペ形式で募集をかけました。内容と構成が決まった段階で絵を描いてくださる方を募集しますと出して、確か2、30人の方に集まっていただいたと思います。そのなかで、AKITOさんが一番熱い想いを書いて応募してくださって、私たちと合いそうだなと感じて制作をお願いしました。
絵のテイストもファンタジー過ぎずリアル過ぎず、実在している家族をモデルにしているので、デフォルメがちょうどいいんですよね。本当に探していたラインでした。
でも、まさかのスイス在住の方で、打ち合わせがスイス・日本・カナダの3カ国になってしまったんです。時差があって大変でしたが頑張りました(笑)。
絵本に登場する実在の6家族の方たちは、どうしてモデルにしようと思われたのですか。
日本に関わりのある実在の家族をモデルにし、絵本を国内で作ることで、多様性を海外の話としてではなく、もっと身近に感じてもらいたいという想いがありました。最後のあとがきのページには、みなさんの写真とプロフィールを載せているのですが、こういう人たちが周りに本当にいるんだということを、わかりやすく伝えたかったんです。
こちらの絵本はクラウドファンディングで資金を募って制作されたそうですね。
出版方法は悩みましたが、結果、自費出版をすることにしました。ですが、パッションだけで進めていたので先立つものが何もなくて(笑)。それで共感してくださる方にご支援いただけたらうれしいなと思ってクラウドファンディングを行ったんです。はじめは100冊印刷する額を目標にしていましたが、それを4日で達成してしまい、セカンドゴールの500冊も達成することができました。しかも、最終的に計算したら1,000冊作れることかわかり、本当に大成功でした!
本来は私たちがありがとうを言う側なのに、支援者の方の応援コメントに「こういった絵本を作ってくれてありがとう」という声がたくさん届いたのがうれしかったです。クラウドファンディングの支援の仕方がわからなくてできなかったけど、絵本を購入したいという方もいて、甥っ子さんがオーストラリアで同性婚をされている72歳の方は、絵本を近くのフリースクールなどに寄贈したいと仰っていました。
「ガップリ!の絵本」を選んでいただいた理由は何だったのでしょうか。
最初の予定では100冊だったため、少部数印刷ができる会社を探しました。だけど少部数の印刷だとあまり対応してくれるところがないし、料金も高いんですよね。それで、いろいろ探した結果「ガップリ!の絵本」さんが一番リーズナブルで、サポートもしっかりしてくれそうだったので製作をお願いしました。
もともとハードカバーにしたいという想いがあり、その点でも「ガップリ!の絵本」さんはいいかなと思いました。特に今回はクラウドファンディングのリターンにしていたので、支援者の方が届いてよろこぶような絵本ってどんな絵本なのかとみんなで考えた時に、やっぱりハードカバーの絵本がいいよねってなったんです。
一応ペーパーバックも予算的に考えてはいたのですが、やはり子どもたちが手にする絵本だから、しっかりしたものにしたいと思いました。
地球はつながっている、太陽も同じように輝いていて、
みんな同じ空の下に住んでいるというメッセージがあります。
構成と文は3人で考えられたとのことですが、作業はどのように進められたのでしょうか。
ZoomやLINE電話などで話し合いながらです。なるちゃんが絵コンテを描いてくれて、それをもとに固めていきました。AKITOさんにはなるちゃんが描いた絵コンテとモデル家族の写真をお渡しして、あとは自由に描いてくださいと依頼しました。
絵本を作るのがはじめてということもあり、文のほうは勉強のために持っていた絵本を読み返してみました。そうしたら文章は短いけれどキャッチーな言葉の繰り返しや、オノマトペが使われている絵本がとても多いことに気づいたんです。なので、この絵本もそこを意識して文を作りました。それと、子どもの語彙が少なくても「赤いものを取って」とか「この黄色いのが欲しい」とか、色で会話ができるようになれば伝えられることも増えると聞いたので、羽の色を文中にも入れました。羽が落ちる身体の部位に関しても、ぶつけたりした時にどこが痛いと言えるよう、名前を覚えてもらいたくて入れています。
レインボーフラッグ(LGBTの尊厳と社会運動を象徴する6色の旗)を意識して6家族6色の羽にしていますが、6色にはそれぞれ意味があって、その意味に合うような絵にしています。例えば「生命」の赤色の羽のページでは森にたくさんの動物がいたり、「癒し」のオレンジ色の羽のページでは観葉植物が飾られた部屋で赤ちゃんにミルクをあげていたりと、羽の色の意味がキーワードになるように作っています。フラッグはもともと8色で大量生産されていく過程で6色になったのですが、8色の旗にあった「セクシャリティ」を意味するピンク色をどうしても入れたくて、一枚目の朝焼けの色をピンク色にしました。
最後のページの前の探し絵ページではAKITOさんにお願いして、てんとう虫も描き足してもらいました。子どもって虫や花など大人が見過ごしがちな小さいものによく気づくんです。絵本でもそういう小さなものを探して見つけるということをしてほしくて探し絵を入れました。
シーンごとに太陽の位置を左から右に移動させ、一冊をとおして太陽が昇り沈むまでを描くというアイデアはとても面白いと思いました。これには何かメッセージがあるのでしょうか。
全部とおして繋がっているようにって、なるちゃんのアイデアだったと思います。これは大きなメッセージで、多様な家族というのはこの絵本を読んでいるあなたたちと違うものではなく、一緒にいる、すぐ隣にいる人だよということを伝えたくて、普遍的なことを描きました。世界中どこでも太陽は昇って沈むものなので。
6家族それぞれ違う場所に住んでいるけれども、当たり前に一日を過ごしていることを表現しました。表紙の絵も地球をイメージしていて、パッと見ただけでは伝わりにくいのですが、地球はつながっている、太陽も同じように輝いていて、みんな同じ空の下に住んでいるというメッセージがあります。
太陽に関してはとても細かいところですが、最後のページで夕日を顔の正面から当てたいというこだわりがありました。ですが、太陽が左から昇って右に沈むと、最後は太陽が右端にきて顔の正面から夕日が当たりません。それで、物理的に矛盾があってはいけないと考えて、太陽が沈んだ土手の裏側に回ったから夕日が正面から当たっているという設定にしました。AKITOさんは、それをわかりやすく伝えるために子どもたちが土手を駆け下りている描写を入れてくれて、それを見た時「もう天才!」って思いました(笑)。
よく見ると、白い鳥と、黒い鳥と、にじいろの鳥が家族というのも意味深いですね。
鳥の家族も多様な家族がいいよねと話し合ったんです。パッと見では黒い鳥がお父さん、白い鳥がお母さんと思われるかもしれないけれど、黒い鳥がお母さんかもしれないし、両方お父さんかもしれない、にじいろの鳥が養子や里子ということだって考えられます。読む方がいろんな想像ができたらいいなと思います。
服に関しても刷り込みしたくないという想いがあったので、男性は青とか女性は赤とか、そういったものがないようにしました。まどぅーから聞いた話で覚えているのですが、1歳でも周りの声は聞こえていて、男の子とか女の子とかの刷り込みはすでに始まっているそうなんです。だから、今回の絵本は0歳から3歳の幼児向けに作っています。
子どもたちは、男の子には青い服、女の子にはピンクの服をプレゼントされることがあります。また、「将来、どんな人と結婚したい?」と幼いころから結婚前提の質問をされたりもします。本当に些細なことなのですが小さなころからの刷り込みってあるんです。髪の短い子がスカートをはいてもいいし、髪の長い子がズボンをはいてもいい、髪の長さで性別を判断するということもまた違いますよね。幼児向けではありますが、ジェンダーバイアスを取り除けたらいいなと思い、この絵本で表現しました。
小さな活動ながら必要な人に届いているんだと実感でき、
とてもうれしかったです。
完成した絵本は、なるみさんとジェニーさんのお住まいにお届けしましたが、箱を開ける瞬間は、まどぅーさんとオンラインで共有されたのですか。
私たち3人だけではなく、クラウドファンディングを手伝ってくれた6名の方にもお見せしたくて、チャットルームで共有しました。みんなめっちゃよろこんでいましたよ。箱を開いて絵本を手にした瞬間は「絵本になっている!」って感動しました。私の名前が載っているし、絵本作家になったって言っていいのかなとか(笑)。ハードカバーはやはりしっかりしていて、選んで良かったなと思いました。色は多少変わってしまうと聞いていたのですが、ピンクの空がより良くなっていて、それもうれしかったです。
カナダにも数冊送ってもらいました。自分たちの伝えたいことが表現されていて、本当に絵本になっている、形になったということがとてもうれしかったです。
みんなで頑張って作ってきたものが形になり、素直にとてもうれしかったです。また、実際に物があることで、周りに自分の活動や伝えたいこと、メッセージが伝わりやすくなったと思います。
絵本はクラウドファンディングのリターン以外には、どのように活用されているのですか。
返礼品のほかにも、施設へ寄贈したりして活用しています。
現在は、私のブログ経由(https://madokasuzuki.com/kazokudesu/)で販売しています。茨城県にあるTSUTAYA常総インターチェンジ店でも販売させていただいています。このTSUTAYAさんは子どもの遊び場が充実している素晴らしい施設で、ぜひ多くの方に訪れていただきたいなと思っています。
東京プライドパレードでにじいろかぞくさんのブースで限定販売しました。また、日本のAmazonにお話しをして置いていただこうとも思っています。
絵本を読まれた方や、実際にモデルになった方たちからの反響はいかがでしたでしょうか。
知り合いからは「やさしくて温かい」「明るくて色がきれい」といった感想が多かったです。あと「口に出して読みやすい」とか、文字が大きいので「おじいちゃんおばあちゃんでも読める」という声もいただきました。私がうれしかったのは、今妊娠中の友だちから「赤ちゃんのファーストブックにしたよ」と言われた時で、すごく感動しました。
いっぱいありますが、一部を紹介すると「登場する家族、絵と内容、総合的にも申し分ない絵本に仕上がっています」とか、「この絵本に出会った子どもや大人の感性に響くと思います。そしてこの絵本が種まきをして、世界中の差別や偏見がなくなることを願っています」という声、「社会が変化する」「多様性を子どもたちに伝えられる」「いろいろな家族の形がみんなに伝わっていきますように」などの感想をいただいています。うちの子どもたちは、自分たちが絵本に出ているのがわかるみたいで、これがママとマミーでとか、飼っている犬の名前なども言っていましたし、探し絵にもすぐ気づきました(笑)。
「このような絵本を作ってくださりありがとうございます」とメッセージをもらったのが印象的でした。小さな活動ながら必要な人に届いているんだと実感でき、とてもうれしかったです。
今後の活動もうかがいたいのですが、この絵本で何か企画されていることはございますか。
働いているカナダの日本語保育園では「ファミリーデー」という祝日に合わせて、家族の多様性を伝えられるイベントを実際に行いました。絵本「かぞくです」を子どもたちと読んだり、絵本に関連した子ども向けのアクティビティなども準備しました。帰国した際には日本でもイベントを開きたいなと思っています。
関連リンク:https://madokasuzuki.com/familiydaycanada/
まどぅーが帰国したら3人で何かイベントをやりたいです。それと絵本の読み聞かせ動画を作って配信したいと思っています。ゆっくりですが広げていきたいですね。
最後に「ガップリ!の絵本」をご利用いただいた感想をうかがえますか。
おもにやり取りをしていたのが私なので代表すると、すっごくやさしくしていただいてありがとうございます、というのが一番にあります。データの入稿とか何回か間違えたのに快く修正してくださいましたし、スピーディーに対応してくださったのもうれしかったです。
この絵本が多くの子どもたちに読まれ、将来、日本も多様性を自然に受け入れられるような社会になるといいですね。
お話ありがとうございました!
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