STEP6印刷・製本をする
納品前サンプルの確認が終わったら、いよいよ本製が始まります。STEP6ではガップリ!の本製作の工程を開設します。
上製本/ハードカバー製本の製本工程は、大きく分けて3項目に分類されます。一つ目はハードカバーの製造工程である「表紙貼り」、二つ目の工程は「本文の折り加工~綴じ」、そして最後の三つ目の工程は「上製本の仕上げ」。
ここではガップリ!の二種類の印刷方式「オンデマンド印刷」「オフセット印刷」と上製本/ハードカバー製本の製作工程をくわしく解説していきます。
3種類の印刷方式
表紙貼り工程
上製本の表紙は、印刷用紙や布クロスなどの素材をボール紙に貼り付けることによって、上製本特有の固く厚みのある表紙が出来上がります。
この表紙素材をボール紙に貼り付ける工程を「表紙貼り」と言います。表紙貼りは本文の綴じ工程と並行して製作していきます。
綴じの工程
上製本/ハードカバー製本は大切な本を製本する特別な製本タイプだから、ハードカバーだけでなく、綴じ方法にもこだわって作ってみませんか?
ガップリ!の上製本サービスで選べる綴じ方法は、「糸綴じ」「針金綴じ」「無線綴じ」に大別されますが、綴じ方法によって、製本の強度やページの開き具合、綴じ代、製作期間などが異なります。
仕上げ工程
表紙を作成し、本文を綴じると、いよいよ最後の仕上げ工程として、本文と表紙の貼り合わせなどを行います。
背固めした本文をハードカバーに貼り合わせて、最後にページを開きやすくするため、背表紙と表紙・裏表紙の境の線に沿って溝をつければ全工程が終了し、上製本の完成となります。