糸かがり綴じ
本を糸で綴じる伝統的な上製本

糸を使って本を綴じる伝統的な上製本の綴じ方法です。
近年は製本技術や製本用の接着剤の改良から、上製本にも無線綴じやアジロ綴じといった綴じ方法が増えてきましたが、上製本の綴じ方法としては今でも多くの商品に使われています。
糸かがり綴じはミシン綴じでは綴じられない、40ページを超える上製本にも対応でき、製本強度が強く、大きく開いてもページが脱落しないことが最大のメリットです。
「頻繁に開閉を繰り返す」「ページを大きく開く」「厚い本文用紙で製本する」「ページ数の多い本を製本する」などの用途にご利用ください。
ほかの綴じ方法と比べ、製作工程が多く、製作日数やコストがかかることなどのデメリットもありますが、「大切な思い出や記録をいつまでも保ちたい」方にオススメです。

その他の「上製本/ハードカバー製本」の綴じについて
ガップリ!では、上製本の綴じ方は、素材によって「糸綴じ」「無線綴じ」に分かれ、「糸綴じ」は「糸かがり綴じ」と「ミシン綴じ」、「無線綴じ」は「アジロ綴じ」の計3種類あります。