STEP1基本仕様を決める

上製本の冊子や本を作ろうと決めたら、まずは「基本仕様」の選択からスタートします。基本仕様とは、本のサイズやページ数、本文用紙の種類など、冊子や本を作るときに、必ず決めなければならない仕様のことです。
さらに上製本では、表紙の表面に貼る素材、本文の綴じ方、見返し用紙といった特有の基本仕様があります。選ぶのが難しいと思ったら、それぞれのパーツの見本帳を取り寄せたり、サイト内の「お問い合わせフォーム」やお電話にてご相談したりしてご検討ください。
サイズを選ぶ
ガップリ!の上製本だから、思い通りの大きさ、かたちに

冊子や本のサイズには、縦横比が決まっているA判、B判という規格がありますが、ガップリ!の上製本でも、定型のサイズとしてA5・A4・A3と、B6・B5・B4から選べます。
また、絵本などを作るときに、正方形や横型といった定型以外のサイズにしたいときは、オプションの「変形サイズ」で縦横それぞれの長さを変更できます。

- ましかく/正方形の上製本
- 短辺側を綴じてヨコ型にも
表紙素材を選ぶ
表紙素材は4種類

上製本の表紙は、印刷用紙と布クロス、レザークロス、ビニールクロスの4種類の素材から選べます。
布クロスは「細布」「シルキー」「麻布」の3種類で、それぞれ独特の触り心地があり、「細布」は5色、「シルキー」は4色から選べます。レザークロスは、天然皮革の風合いを備えた素材で、4色から選べます。ビニールクロスは、ビニール製のシートに織物の柄をプリントした、水や汚れに強い素材で、3色から選べます。
本文用紙を選ぶ
用途に合わせた本文用紙を数多く取り揃えています

本文の用紙は、種類や厚さごとに約50種類の紙を常備しています。
一般的な「上質紙」や文字の印刷に適した「書籍用紙」、写真や絵の色が鮮やかに出る「コート紙」、絵本に適した「マット系高級紙」など、用途に合わせて選ぶことができます。これらの用紙は、「用紙見本帳」を取り寄せれば、印刷の見本や感触などを実際に確認できます。
ページ数を決める
最大600ページの大量ページにも対応

絵本などのページ数が少ない本の場合は、「ミシン綴じ」で8ページ、「糸かがり綴じ」で24ページから対応できます。一方、記念誌、小説などボリュームがある本は、「糸かがり綴じ」「アジロ綴じ」なら600ページまで対応しています。
綴じの種類を選ぶ
3種類の綴じ方法から選べます
上製本の綴じ方は、素材によって「糸綴じ」「無線綴じ」に分かれ、「糸綴じ」は「糸かがり綴じ」と「ミシン綴じ」、「無線綴じ」は「アジロ綴じ」の計3種類あります。綴じ方によって製本の強度、対応可能なページ数のほか、製作期間やコストなどにも違いがあります。
見返し用紙を選ぶ
見返し用紙で上製本をより華やかに

「見返し」とは、表紙・裏表紙と本文を接合するための紙で、本文の最初と最後につけられており、上製本では必須のパーツになります。
「色上質紙」など本文とは違う紙が使われることが多く、ガップリ!では、ワンランク上の「セレクト用紙」からも選べます。また、オプションとして、見返し用紙への印刷にも対応しています。