オリジナル絵本 インタビュー
『にゃーご こうえんへいく』
/ 親子の音楽教室で使うために、 /
こだわりを持って作った絵本。子どもはもちろん、
ふだんは読み聞かせをするお母さんも楽しめる絵本をめざしました。
子猫の「にゃーご」が公園に行って、ほかの子猫たちとブランコやすべり台で楽しく遊ぶという絵本です。0~3歳児を対象とした音楽教室のレッスンで、読み聞かせを行うために作られました。制作者の真下直子さんは、音楽教室の運営などをされている方で、絵本の制作はまったくの初心者。しかし、作画を担当した「ささきあや」さんの協力もあり、「市販の絵本と比べても遜色がない」というイメージどおりの絵本を作り上げました。真下さんに、はじめての絵本づくりを振り返っていただきました。
やはり子どもって絵本が大好きなんですよ。今までダンスをしたり、盛り上がっていたりしても、
絵本の読み聞かせを始めると「ウワーッ」と集まってきてくれます。
まず、この絵本に付けられている「ずむずむⓇ絵本」とは、どのようなものなのでしょうか。
「ずむずむⓇ絵本」の「ずむずむⓇ」は、「0歳から3歳の親子リズム教室ずむずむⓇ」から来ています。これは親子でレッスンを受ける音楽教室ですが、そのなかに音楽を聴きながら絵本の読み聞かせをするというコーナーを作っていて、そこで使用するオリジナル絵本を「ずむずむⓇ絵本」と名づけています。
音楽教室で読み聞かせをされるんですか?! どうして市販の絵本を使わず、オリジナルの絵本を作ろうと思われたのでしょうか。
最初は本屋さんで売っている絵本に音楽をつければいいかなと考えていました。しかし、厳密にレッスンで読み聞かせをするとなると絵本の著作権が発生することがわかり、それで、自分に著作権があるオリジナルの絵本を作ろうということになったんです。
それは驚きですね。しかし、なぜ音楽のレッスンに絵本の読み聞かせを取り入れようと思われたのですか。
やはり子どもって絵本が大好きなんですよ。今までダンスをしたり、盛り上がっていたりしても、絵本の読み聞かせを始めると「ウワーッ」と集まってきてくれます。それで、とても静かになって、眠たそうにしていた子も聞いてくれるんです。そういう、子どもたちを夢中にさせる力が絵本にはあるので、レッスンに取り入れてみようと思いました。
絵本の読み聞かせに音楽をつけると、子どもたちにどのような変化があるとお考えですか。
話のイメージがとてもふくらみます。ドラマを見ていても、雰囲気に合った音楽があると、感動や悲しさ、楽しさなど、気持ちが倍増しますよね。それと同じで、読み聞かせに音楽をつけることで、子どもたちの感情がより豊かになると思います。
そもそも、真下さんはどのような経緯で「ずむずむⓇ」の教室を始められたのですか。
私は音楽教室を30年ぐらい続けていますが、5年ほど前に、0歳から3歳までの教室をやってほしいと言われて始めたのがきっかけです。すると、私の行うレッスンのやり方、特に先生1人で自宅で教えられることに対して、ほかの音楽教室の先生たちからニーズがあり、それなら、そういった方たちに向けて認定講座を始めようと思い、「ずむずむ®︎」を商標登録し、認定講師講座も開講しました。そのレッスンメニューの中で、この絵本は使用する予定で、子どもはもちろん、ふだんは読み聞かせをしている保護者の方にも楽しんでいただけるように作っています。
「ずむずむⓇ」はお母さんも受講生ですので、
「子どもも保護者の方も楽しめる絵本」をめざして作りました。
絵を担当された「ささきあや」さんは、どのようなご関係の方なのですか。
私の娘の知り合いで、昔から知っている方です。イラストレーターをめざしていて、Instagramでネコのイラストを公開しているのですが、それを見てかわいいなと思って、絵本の作画をお願いすることにしました。ちなみに「にゃーご」のモデルはうちにいる黒白のネコです。彼女のアレンジで背中の模様がハート型になっているんですよ。名前の由来は、以前、近所にいた地域猫を勝手に「にゃーご」と呼んでいたことから、この名前をつけました。いろいろなネコがモデルになっています。
名前とキャラクターがとても合っていますよね。では、ストーリーに関して、テーマや伝えたかったことは何だったのでしょうか。
「ずむずむⓇ」はお母さんも受講生ですので、「子どもも保護者の方も楽しめる絵本」をめざして作りました。絵本のコンセプトは「平和」と「ささやかな日常の幸せ」です。子どもって毎日のように公園に行きますよね。それは大きな遊園地で遊ぶのとは違う、日常のささやかな幸せです。絵本のストーリーでは、ブランコやすべり台もみんなで仲よく使い、ケンカとか、いじめもありません。平和そのものですから「オチ」もないですし、「教訓」めいたこともあえて入れていませんが、今のお母さんと子どもたちにはこういう感覚が受け入れられているようです。
絵本を作るにあたって、こだわった点や大変だった点はありますか。
こだわったのは、市販の絵本と比べても遜色のない仕上がりですね。せっかく作るなら、市販のものと変わらないクオリティで作りたいと思ったんです。大変だった点としては、私は絵本に関してはまったくの素人で、一般的な絵本のページ数も、どこからどこまでが本文のページとして数えるのかも知りませんでした。「糸綴じ」などの用語ひとつをとってもよくわからず、本当に自分のイメージしている絵本が作れるのか不安でした。ですが、作画のささきさんが「ガップリ!の絵本」サイトを見つけてくれて、電話でご相談した際にも、ていねいに答えてくださったので、安心して製作をお任せすることができました。
この絵本を見た子はきっと、自然とお友だちに
ブランコを替わってあげられる子になると思うんですよね。
はじめて作った絵本ということですが、絵本が完成した時の感想はいかがでしたか。
市販の絵本と遜色のないものというイメージどおりにでき上がりました。印刷前のサンプルができた時に、表紙の黄色が黄緑っぽく見えたのですが、黄色に見えるように調整してもらい、完成時にはイメージどおりの色になりました。
満足していただけて、こちらもうれしいです!絵本は、もうすでにレッスンで使っていらっしゃるのですか。
私は使用しています。あと、私の音楽教室運営のコンサルティングを受けた方や、「ずむずむ®︎」の認定講師講座を修了して認定講師となられた先生方も、レッスンで使っています。
実際にレッスンで絵本を読み聞かせした反応はいかがでしたか。
0歳から3歳の子どもたちには好評でした。「にゃーご」が泣く場面も、子どもたちは共感できるから何度も読んで欲しいとなるのかもしれません。また、作画を担当した「ささきあや」さんの協力もあり、「市販の絵本と比べても遜色のない」というイメージどおりの絵本を作り上げました。0歳児や1歳児は、ストーリーのある絵本は途中で飽きることが多いのですが、この絵本は1歳児でもじっと見てくれます。おそらく自分も公園で遊ぶので、話がわかるのでしょうね。4、5歳くらいのもっと大きな年齢の鍵盤の生徒さんにも、レッスンの合間に読んであげたら食い入るように見てくれて、ふだんあまり話さない子が指差ししていっぱいおしゃべりしてくれたそうです。
それはよかったですね。この絵本を見た子には、どのような効果があると思われますか。
誰かが我慢するとかジャンケンで取り決めするとかではなく、みんなで遊べば楽しい!という内容が子どもたちにはスッーと入っていくのだと思います。絵本っておもに小さいころに読むものなので、価値観の植え付けや影響力が大きいと考えています。だから、絵本を作ろうと決めた時に「平和」と「ささやかな日常の幸せ」を伝えたいと思って、今後もそれはずっと大切にしようと思っています。
ご家族のかたも絵本は読まれたのですか。感想はどのようなものだったのでしょうか。
孫に読み聞かせしたら何度も読んでと言われました。一番好きなところを尋ねたら、「にゃーご」が泣くところだと。共感するのでしょうね。あとは朝ごはんの場面が、目玉焼きもウインナーもあって好きだと言っていました。はじめ、朝食はパンとミルクだけだったのですが、寂しいなと思い、ささきさんにお願いしておかずを描き加えてもらったんです。こういった形でさり気なく食育ができ、そのシーンを何度も読んでと言われたのは自分としては意外でした。
食事のシーンが食育になるのですね。今後も「ずむずむⓇ絵本」シリーズを制作されていくのでしょうか。
子どもたちを虜にするオリジナル作品をどんどん増やしていきたいと思っています。
「ガップリ!の絵本」のサービスを利用されたトータルの感想はいかがですか。
とてもいい仕上がりになって満足なのと、ていねいに対応していただけたので、私のような素人でも安心してお任せできました。
音楽を合わせた絵本の読み聞かせは、とても楽しそうですね!「ずむずむⓇ絵本」の次回作にも期待しています。
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やはり子どもって絵本が大好きなんですよ。今までダンスをしたり、盛り上がっていたりしても、
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まず、この絵本に付けられている「ずむずむⓇ絵本」とは、どのようなものなのでしょうか。
「ずむずむⓇ絵本」の「ずむずむⓇ」は、「0歳から3歳の親子リズム教室ずむずむⓇ」から来ています。これは親子でレッスンを受ける音楽教室ですが、そのなかに音楽を聴きながら絵本の読み聞かせをするというコーナーを作っていて、そこで使用するオリジナル絵本を「ずむずむⓇ絵本」と名づけています。
音楽教室で読み聞かせをされるんですか?! どうして市販の絵本を使わず、オリジナルの絵本を作ろうと思われたのでしょうか。
最初は本屋さんで売っている絵本に音楽をつければいいかなと考えていました。しかし、厳密にレッスンで読み聞かせをするとなると絵本の著作権が発生することがわかり、それで、自分に著作権があるオリジナルの絵本を作ろうということになったんです。
それは驚きですね。しかし、なぜ音楽のレッスンに絵本の読み聞かせを取り入れようと思われたのですか。
やはり子どもって絵本が大好きなんですよ。今までダンスをしたり、盛り上がっていたりしても、絵本の読み聞かせを始めると「ウワーッ」と集まってきてくれます。それで、とても静かになって、眠たそうにしていた子も聞いてくれるんです。そういう、子どもたちを夢中にさせる力が絵本にはあるので、レッスンに取り入れてみようと思いました。
絵本の読み聞かせに音楽をつけると、子どもたちにどのような変化があるとお考えですか。
話のイメージがとてもふくらみます。ドラマを見ていても、雰囲気に合った音楽があると、感動や悲しさ、楽しさなど、気持ちが倍増しますよね。それと同じで、読み聞かせに音楽をつけることで、子どもたちの感情がより豊かになると思います。
そもそも、真下さんはどのような経緯で「ずむずむⓇ」の教室を始められたのですか。
私は音楽教室を30年ぐらい続けていますが、5年ほど前に、0歳から3歳までの教室をやってほしいと言われて始めたのがきっかけです。すると、私の行うレッスンのやり方、特に先生1人で自宅で教えられることに対して、ほかの音楽教室の先生たちからニーズがあり、それなら、そういった方たちに向けて認定講座を始めようと思い、「ずむずむ®︎」を商標登録し、認定講師講座も開講しました。そのレッスンメニューの中で、この絵本は使用する予定で、子どもはもちろん、ふだんは読み聞かせをしている保護者の方にも楽しんでいただけるように作っています。
「ずむずむⓇ」はお母さんも受講生ですので、
「子どもも保護者の方も楽しめる絵本」をめざして作りました。
絵を担当された「ささきあや」さんは、どのようなご関係の方なのですか。
私の娘の知り合いで、昔から知っている方です。イラストレーターをめざしていて、Instagramでネコのイラストを公開しているのですが、それを見てかわいいなと思って、絵本の作画をお願いすることにしました。ちなみに「にゃーご」のモデルはうちにいる黒白のネコです。彼女のアレンジで背中の模様がハート型になっているんですよ。名前の由来は、以前、近所にいた地域猫を勝手に「にゃーご」と呼んでいたことから、この名前をつけました。いろいろなネコがモデルになっています。
名前とキャラクターがとても合っていますよね。では、ストーリーに関して、テーマや伝えたかったことは何だったのでしょうか。
「ずむずむⓇ」はお母さんも受講生ですので、「子どもも保護者の方も楽しめる絵本」をめざして作りました。絵本のコンセプトは「平和」と「ささやかな日常の幸せ」です。子どもって毎日のように公園に行きますよね。それは大きな遊園地で遊ぶのとは違う、日常のささやかな幸せです。絵本のストーリーでは、ブランコやすべり台もみんなで仲よく使い、ケンカとか、いじめもありません。平和そのものですから「オチ」もないですし、「教訓」めいたこともあえて入れていませんが、今のお母さんと子どもたちにはこういう感覚が受け入れられているようです。
絵本を作るにあたって、こだわった点や大変だった点はありますか。
こだわったのは、市販の絵本と比べても遜色のない仕上がりですね。せっかく作るなら、市販のものと変わらないクオリティで作りたいと思ったんです。大変だった点としては、私は絵本に関してはまったくの素人で、一般的な絵本のページ数も、どこからどこまでが本文のページとして数えるのかも知りませんでした。「糸綴じ」などの用語ひとつをとってもよくわからず、本当に自分のイメージしている絵本が作れるのか不安でした。ですが、作画のささきさんが「ガップリ!の絵本」サイトを見つけてくれて、電話でご相談した際にも、ていねいに答えてくださったので、安心して製作をお任せすることができました。
この絵本を見た子はきっと、自然とお友だちに
ブランコを替わってあげられる子になると思うんですよね。
はじめて作った絵本ということですが、絵本が完成した時の感想はいかがでしたか。
市販の絵本と遜色のないものというイメージどおりにでき上がりました。印刷前のサンプルができた時に、表紙の黄色が黄緑っぽく見えたのですが、黄色に見えるように調整してもらい、完成時にはイメージどおりの色になりました。
満足していただけて、こちらもうれしいです!絵本は、もうすでにレッスンで使っていらっしゃるのですか。
私は使用しています。あと、私の音楽教室運営のコンサルティングを受けた方や、「ずむずむ®︎」の認定講師講座を修了して認定講師となられた先生方も、レッスンで使っています。
実際にレッスンで絵本を読み聞かせした反応はいかがでしたか。
0歳から3歳の子どもたちには好評でした。「にゃーご」が泣く場面も、子どもたちは共感できるから何度も読んで欲しいとなるのかもしれません。また、作画を担当した「ささきあや」さんの協力もあり、「市販の絵本と比べても遜色のない」というイメージどおりの絵本を作り上げました。0歳児や1歳児は、ストーリーのある絵本は途中で飽きることが多いのですが、この絵本は1歳児でもじっと見てくれます。おそらく自分も公園で遊ぶので、話がわかるのでしょうね。4、5歳くらいのもっと大きな年齢の鍵盤の生徒さんにも、レッスンの合間に読んであげたら食い入るように見てくれて、ふだんあまり話さない子が指差ししていっぱいおしゃべりしてくれたそうです。
それはよかったですね。この絵本を見た子には、どのような効果があると思われますか。
誰かが我慢するとかジャンケンで取り決めするとかではなく、みんなで遊べば楽しい!という内容が子どもたちにはスッーと入っていくのだと思います。絵本っておもに小さいころに読むものなので、価値観の植え付けや影響力が大きいと考えています。だから、絵本を作ろうと決めた時に「平和」と「ささやかな日常の幸せ」を伝えたいと思って、今後もそれはずっと大切にしようと思っています。
ご家族のかたも絵本は読まれたのですか。感想はどのようなものだったのでしょうか。
孫に読み聞かせしたら何度も読んでと言われました。一番好きなところを尋ねたら、「にゃーご」が泣くところだと。共感するのでしょうね。あとは朝ごはんの場面が、目玉焼きもウインナーもあって好きだと言っていました。はじめ、朝食はパンとミルクだけだったのですが、寂しいなと思い、ささきさんにお願いしておかずを描き加えてもらったんです。こういった形でさり気なく食育ができ、そのシーンを何度も読んでと言われたのは自分としては意外でした。
食事のシーンが食育になるのですね。今後も「ずむずむⓇ絵本」シリーズを制作されていくのでしょうか。
子どもたちを虜にするオリジナル作品をどんどん増やしていきたいと思っています。
「ガップリ!の絵本」のサービスを利用されたトータルの感想はいかがですか。
とてもいい仕上がりになって満足なのと、ていねいに対応していただけたので、私のような素人でも安心してお任せできました。
音楽を合わせた絵本の読み聞かせは、とても楽しそうですね!「ずむずむⓇ絵本」の次回作にも期待しています。
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