耐久性を高める

末永く読み続けたい記念文集やアルバム、毎日のように表紙を開き、ひんぱんにページをめくるカタログや教材のテキストなど、耐久度や強度が必要になる冊子には、それに合った製本タイプや綴じ方法があります。ガップリ!なら、製本タイプはもちろん、オプション加工を利用することで、冊子の耐久性をより高めることができます。
耐久性の高い表紙で本文を保護する「上製本」

見た目にも高級感がただよう「上製本(ハードカバー)」ですが、耐久性にも優れています。厚いボール紙を芯にした表紙は、簡単には折れ曲がったりせず、高い強度を備えています。そのうえ、上製本の表紙は本文用紙のサイズよりわずかに大きく、本文をくるむようにして保護しています。
表紙の表面をおおう材質としては、ガップリ!では紙のほかに、布クロスやレザークロスを選ぶこともできます。布やレザーはデザイン面での美しさを引き立てるのはもちろん、表紙の耐久度をより高めるメリットもあります。
ページが抜け落ちる心配のない「糸かがり綴じ」「ミシン綴じ」

ガップリ!の上製本の綴じ方法は3種類から選べますが、糸を使って本文を綴じる「糸かがり綴じ」と「ミシン綴じ」は、本文ページがはがれ落ちたりする恐れがなく、丈夫で開きやすい綴じ方法です。
「糸かがり綴じ」は伝統的な上製本の綴じ方で、製作日数やコストはかかりますが、40ページ以上の製本にも対応しています。一方の「ミシン綴じ」は業務用ミシンで綴じる方法で、40ページ程度までの製本向きです。
リング製本の表紙の強度を上げる「表紙合紙加工」

表紙や本文に穴を開けてワイヤーリングで綴じた「リング製本」は、ひんぱんにページをめくる学習教材のテキストなどに向いている製本方式です。耐久性や強度という面から見れば上製本には劣りますが、オプション加工を利用すれば、強度をアップすることができます。
それは「表紙合紙加工」というもので、厚いボール紙に印刷用の紙を貼ったものです。これによって表紙の強度を高めるとともに、本文用紙を保護する効果もあります。合紙加工に使用するボール紙は、薄手と厚手の2種類から選べるので、冊子を使用する目的や環境によって、表紙の厚さを変えることができます。
耐久性を高めるオプション
見本帳プレゼント
超・厚紙印刷見本帳で手に取ってお確かめください

ガップリ! ではリング製本を検討されている方を対象に、無料の見本帳をプレゼントしています。 事前に紙の厚さや質感を確かめられるだけでなく、見本紙にはサンプル写真とカラーチャートを印刷しているので、印刷サンプルとしてもご利用できます。
表紙PP加工見本帳で手に取ってお確かめください

ガップリ! では表紙PP加工の使用を検討されている方を対象に、無料の見本帳をプレゼントしています。 光沢がある「クリアPP」、落ち着いた仕上がりの「マットPP」、 レザー調の柄と凹凸のある「エンボスPP」の3タイプの質感の違いをお確かめください。