読みやすい冊子
読みやすい冊子を作るというのは、当たり前のことに思えますが、内容はもちろん、冊子を読む場所や環境によって、「読みやすい」という言葉の意味は変わってきます。製本タイプが数種類から選べて、豊富なオプション加工が用意されているガップリ!なら、使用する状況に合わせて「読みやすい冊子」を作ることができます。
狭いスペースで使っても読みやすい「リング製本」
リング状のワイヤーを、冊子に開けた穴に通して綴じた「リング製本」。ノートにはよくありますが、ガップリ!ではこの製本の方式で冊子を作ることができます。
この製本の特徴はページの開きやすさです。ページを開けば開きっぱなしで、手で押さえる必要もありません。さらに、開いたページをグルッと回して裏側に重ねられるので、狭いスペースでも置けますし、片手で持って読むことも楽にできます
仕事や作業の現場で使うマニュアルや、狭いテーブルの上に載せて使う教材・テキストなどは、リング製本で作れば読みやすくなるでしょう。
ワイドなデザインでも読みやすい「中綴じ製本」
ページ数の少ない、薄い冊子を作るときにピッタリなのが「中綴じ製本」です。これは、見開いたページの中央の折り目をホッチキスの針状の針金で綴じる方式です。
一般的には、薄いカタログやパンフレットなどがこの綴じ方で作られています。そのメリットはページの中央までしっかり開くため、見開きで商品写真を載せるなど、紙面をワイドに使ったデザインが可能なことです。
写真をたくさん使うパンフレットはもちろん、ページ数の少ない会誌や広報紙にもこの製本タイプが向いています。
読みやすい上製本は「ミシン綴じ」か「糸かがり綴じ」で
ガップリ!の「上製本/ハードカバー製本」には5種類の綴じ方法がありますが、中でも糸で綴じる綴じ方には、「ミシン綴じ」と「糸かがり綴じ」の2種類があります。
これらの綴じ方は、ページをめくったときに中央までしっかり開くのが特徴で、ほかの綴じ方に比べて、ページの綴じ目の部分も読みやすくなります。
写真や絵などの図版を載せても見やすいので、絵本や写真集などを上製本で作るなら、これらの綴じ方を選ぶといいでしょう。
読みやすさをアップするオプション
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用紙見本帳
上製本やリング製本、くるみ製本などで使用できる用紙を種類・厚さ・色ごとに多数取り揃え、オンデマンド印刷による文字や写真のテスト印刷をした見本帳です。
手で紙に触れて厚みや感触を確かめられるほか、印刷したときの写真の発色も確認できます。
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