企業・自治体の活用法

近ごろ、企業や自治体からメッセージを伝えるツールとして絵本が選ばれています。絵とおはなしで理念や商品の紹介を端的に説明するビジュアルブックや、ご当地キャラクターなどを主人公に起用した絵本なら、堅苦しいイメージを払拭できるかもしれません。
オリジナル絵本で多くの人にアプローチ

さまざまな世代をターゲットにする企業や自治体では、販促品やブランディングツールを考えるのも一苦労ではないでしょうか? 絵本なら、絵と物語で会社や商品の想いを伝えられるので、お客さまや取引先のような外部の方はもちろん、社員に対してもインナーブランディングのツールとして利用することができます。
一方で、絵本は「読み物」としての活用法もあるので、子どもが読むこともでき、お店や図書館といった公共の場所に設置すれば、多くの人が手に取るきっかけにもなります。今後、絵本は「捨てられない広告物」として活用されるケースも増えていくかもしれません。
企業・自治体の主な活用法
ブランディングとしての活用法

理念やブランドストーリーを絵と言葉で表現できる絵本は手に取ってもらいやすく、どの世代にも興味を持ってもらいやすいという理由から、企業や商品のブランディングに活用されることが多くなっています。
また、自治体でもご当地キャラクターを主人公にした絵本を作り、子どもたちが楽しめるようなPR企画も進められています。
企業や自治体の特色をわかりやすく伝えることができるうえ、メッセージが記憶に残りやすい絵本は、ブランディングにおすすめのツールと言えそうです。
▼製作者インタビューでさらに詳しく紹介しています▼
商品紹介・販促としての活用法

せっかくなら、数ある中から自社の商品を選んでくださったお客さまには、作り手側の気持ちも併せてお伝えしたいもの。そこで、いくつかの企業では製造過程やコンセプトを絵本にする試みが出てきました。購入前に絵本を読んでもらえば、購入のきっかけにもつながり、商品に一層の愛着と魅力を感じてくれるはずです。
また、リーフレットやチラシではなく絵本にすることで、ストーリー自体にも付加価値が生まれ、本が商品になるかもしれません。