めぐろのY子「絵本の夢叶えちゃおう！大賞」作品紹介

「ストッキングを脱いだら」　Hiromi 様

: 「ミシン綴じ」なら180度開いた状態で見ることができるので、見開きでデザインができます。丈夫な綴じ方なので、何度も繰り返し読む大切なオリジナル絵本にぴったりです！

絵本をつくりたいと思ったきっかけや目的などを教えてください。

知人から「絵本を作れるサービスがあるけど、興味ありそうでは？」と紹介してもらったことがきっかけです。

それまでは、何かしら「表現する」ことは好きで、SNSに自分が思うことを投稿したり、音楽が好きで作詞作曲を学生時代からやっていたり……といったことは経験していました。

でも、絵本なんて作ろうと思ったことは正直まったくなかったので、なぜ知人が紹介してくれたのかはわかりません。笑

ですが、実は1年前くらいに急に絵を描いてみたくなった時期があり画材は持っていたので、これも何かの縁かな……？と、応募してみることにしました。

「絵本をつくる」という夢が叶った感想を聞かせてください。

最初は、自分の下手な絵を見ると恥ずかしい！という気持ちが正直強かったです。笑

私は昔から絵心がなくてヘンテコな絵を描く「画伯」として仲間内で有名、しかも親友が美大出身でコンプレックスもあり……自分の絵を面と向かって見るのは勇気が要りました。

描いてる途中にも、自信が無くなったり、本当に形になるのか？と何度も焦ったりもしました。

でも、それを乗り越えて、なんとか形にできた！ということが、最終的にとても自信になりました。やればなんでもできるものですね…！

つくった絵本についての周りのかたの反応・評判はいかがでしたか？

夫が私以上に感動してくれて、「こんなのを作れるなんてすごい！」「もっと作るべきだ！」と言ってくれたのがとても嬉しかったです。

拙い作品でも、上手か下手かではなく気持ちが大事だし、メッセージを込めたものは伝わるのだなと思いました。

コロナ禍で人に会えず、積極的には見せられていないのですが、今後勇気を出して人に見てもらおうと思っています。

入賞に選ばれたとき、どうでしたか？

ピンと来たものを行動に移すことって大事だな！と感じました。

そもそも、1年前に急に「絵を描きたい」と思ったとき、「何で絵は苦手なのに描きたくなったんだろう？」と思いながらも、とりあえず画材を買って遊びで描いていました。結局、その後はご無沙汰になっていましたが…。

そのとき、ピンときて画材を買ったり、絵を描くことに少し慣れていたから、知人に勧められたときに「やってみよう」と思えたし、そこから実際に行動したから入賞もできたし……と、自分のひらめきが一本の線で繋がった感じがしました。

届いた絵本はどのように使用していますか？

今はまだ自宅保管されていますが、コロナ禍が落ち着いて人に会えるようになったら、誰かにプレゼントしたりできたらなと思います。ですが、私の勇気がなかなか出ないので、家に友人が遊びに来てくれた時にでも、さりげなく部屋の中に飾っておいて見てもらおうと思います。笑