めぐろのY子「絵本の夢 叶えちゃおう！大賞」作品紹介

「絵本をつくる」という夢が叶った感想を聞かせてください。

絵本を作りたいという潜在的に温めてきていた気持ちに、この偶然のように与えられた機会、そして普段は日米バラバラに暮らす家族と親戚が力を合わせて協同制作できたことへの感謝と喜びでいっぱいになりました。本当に夢は実現するんだ〜という不思議な気持ちにもなりました。夢を形に～とはよく言いますが、こういうことなのかと実感いたしました。

つくった絵本についての周りのかたの反応・評判はいかがでしたか？

本当に絵本になったんだぁ～⁉と驚かれました。とても立派なすてきな絵本に仕上がっていたため、その質の高い絵本にびっくりしていました。絵の色の出方がきれいで、ミミを知る家族は皆喜んで、ミミそっくりだね～と喜んでいました。私の父は自分が出資するから製本を頼んでミミを知る日米の友だちに配るよう申し出てくれた次第です。

届いた絵本はどのように使用していますか？

とてもすてきなミミの絵を描いてくれた家族への誕生日プレゼントとして進呈しました。これは文章を書いた娘の久保美穂子の提案でした。彼は闘病中であるにもかかわらず快くこの絵を描くことを引き受けてくれて、写真をみながらミミそっくりに描いてくれました。彼の繊細なタッチの絵でミミがよみがえってくるようでした。その一冊の絵本が東京で辛い抗がん剤治療を続ける彼とアメリカで一人働く娘とここミミが最初にレスキューされた地、兵庫県西宮の戎神社近くに住む私を繋げてくれています。